強くても弱くても、応援するしかない。
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けん坊
2007年09月17日 08:45 visibility38
ボクは、2004年9月からセレッソを応援しています。
その年は、降格寸前。最終戦・アウェイ・新潟戦で残留が決まりました。
J1を18チームに増やそうとしていましたので、16チーム中15位でしたが、入れ替え戦なしでした。
翌年は、小林監督のかたくななまでの「おしんサッカー」で守備が安定。
個性を無視し、ポジションに個人のプレーを合わせる事を徹底したために、中盤から負け無しに…。
前半戦で「セレッソは相変わらずこんな程度」と、思わせていたのが功を奏したのか、どのチームも熟成しているセレッソに勝てず、15戦無敗のまま最終戦を首位で迎えました。
勝てば優勝というこの試合。2−1で迎えた後半44分50秒を越えた辺り。ロスタイム「3分」の案内板が掲げられようとしている時に、決められました。今野選手に同点ゴールを…。
そのまま、試合終了。うなだれる選手。ボーゼンとするサポーター。そして、4万人超のスタンドのほとんどは「その日」だけのお客様なので、あっという間にSBは空っぽに…。
そして、期待に胸をはずませて臨んだ2006年。予想もしなかったJ2降格。主力流出。チーム崩壊…。
「俺たちが支えてやるから大丈夫」と、古橋にキャプテンを任せた西澤は清水に去り、森島は今現在、お休み中です。名波・大久保、それぞれが「残留させるために」やってきてくれましたが、あえなく降格。
やはり、彼らもいなくなりました。
追い打ちを掛けるように2007年は世界陸上大会開催のために、長期間ホームスタジアムが使用不可になりました。ほとんど観戦することが出来ない長居第2になってしまい、それまで2試合を除き全試合スタジアムで観戦していましたが、あえなくスカパー!に加入することに…。
「2年間は任せる」はずだった都並監督は、若手だけになってしまったチームを上手くまとめてくれました。仲良くスタートできたことは、素晴らしいことでした。しかしながら、肝心なところでケガ人が出たり、勝負所での弱さがたたって、常識知らずのフロントに「練習中に解任を通告される」という前代未聞の仕打ちを受けてしまいました。このことは生涯、申し訳ないと思います。
クルピ監督になっても勝ったり負けたりでしたが、第3クールから勝ちだしました。
昨日も勝利して、なんとか精一杯ながらも昇格への望みをつないでいます。
今、思うのは「強くても弱くても、応援するしかない」ということです。
やはり「セレッソが好き」なんだと思います。
家から近いという事が、応援している最大の要因でした。
きっかけは野球界の再編騒動に嫌気がさしたからです。
2005年も2006年も最終戦をホーム・長居で観ました。
今年の最終戦・東京V戦も、もちろん観戦します。
ギリギリまで、頭の中を一杯に悩ましてくれるセレッソのことですので、今年も最終戦まで何かがあるような予感がしています。
次節・鳥栖戦。事情があって、どうしても映像を観ることが出来ません。
今から気になってしょうがないのですが、これもやむを得ない。
応援スタイルは、その都度、変わってしまうけれど、どんな結果になっても応援し続けるので、どうか悔いの無いように練習し、試合に臨んで欲しいと思っています。今日という日は二度ときません。
昨日の愛媛戦から、一夜明けて、そんなことを思ったりしています。
…でも、つくづく長居スタジアムは、良いスタジアムだと思います。贅沢気分を満喫しました。
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- 事務局に通報しました。
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