吉田と江添
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けん坊
2007年08月25日 07:04 visibility146
今日は、セレッソ大阪のGK吉田宗弘(33才)と、DF江添建次郎(25才)の誕生日です。
吉田は、大阪府出身。茨木高校から慶応大学を卒業後、柏レイソルに入団(6年間在籍/リーグ戦21試合出場)、ガンバ大阪(2年間在籍/1試合出場)を経て、2005年からセレッソに在籍しています。
以後、リーグ戦の全試合フル出場しています。(J1/68試合。J2/49試合)
2005年には、Jリーグのベストイレブンにも選ばれました。
「宗弘」と書いて、「もとひろ」と読みます。
歌手の平井堅さんに似ているような気がします。
(セレッソ大阪公式HPより)
http://www.cerezo.co.jp/team/2007/gk.html#22
江添は、岡山県出身。玉野光南高校から桃山学院大学を卒業後、セレッソに入団しました。
2005.3.6の開幕戦で、セレッソの新人としては7年ぶり(だったと思います)の、開幕戦デビューを果たしました。神戸ウィングスタジアムで生観戦しました。カズとのマッチアップでしたが、特に慌てる様子もなく対応していた記憶があります。
しかし、華々しくデビューを飾ったものの、第3節・4/2のアウェイ・大宮戦で前半44分に負傷。
右膝前十字靭帯断裂・全治8ヶ月と診断されました。確か奥さんの誕生日だったかと思います。
3/31に第一子が誕生したばかりで、喜びのコメントがHPに掲載されたばかりでした。
(セレッソ大阪公式HPより)
http://www.cerezo.co.jp/news/news.php?f=200503312
余談ですが、この日、本来ならば、控えはベテランの柳本のはずでしたが、風邪を引いてしまったために、遠征に帯同せず、練習生からC契約を結んでいた前田がベンチ入りしていました。
江添がタンカで運ばれていくのと入れ替えに前田が交代出場。
このことがきっかけで、前田はレギュラーになることができました。
当初の契約の年俸が190万円とか…。セレッソの選手になれなかったら「水道工事をして地元・和歌山でサッカーを続けるつもりだった」という前田。
今年は、セットプレーでも重要な役割を果たしており、ここまで27試合出場・5得点です。
さて、江添ですが、その後レギュラーポジションへの道のりは簡単なものではありませんでした。
完全にチームに溶け込んでいる前田がいましたし、なによりも(今年から札幌の)ブルーノ・クアドロスがいたからです。
江添はブルーノを尊敬し、目標としていましたが、まだまだライバルとして競うには力の差がありすぎました。ホントならば、実力でブルーノからポジションを奪うのが理想でしたが、現実は今年からブルーノがいなくなってしまいましたので、レギュラーとなることができました。
なかなかの男前ですが、HPでは無理に作った笑顔が少し恐いです。
(セレッソ大阪公式HPより)
http://www.cerezo.co.jp/team/2007/df.html#14
吉田と江添に共通しているのは「コーチング力が高い」と、いうことです。
2人が上手く連携している時は、安心して観ることができる場合が多いです。
クルピ監督就任後、吉田はプレーそのものが早くなりましたし、判断力も良くなったと思います。
しかし、残念ながら、江添は意味のない横パスや、ギリギリまで迷ってから中盤や前線にパスを出しては失敗する場面が目立ちます。ここはもう少し改善して欲しいところかと思います。
そして、2人とも「とてもサポーターを大切にしている」と、いうところも共通点です。
練習後の出待ちや、試合の時にスタンドから声をかけても、常にサポーターのことを意識しています。
こういったことは、応援する者にとってはとても嬉しいことです。
J2・1チームの1試合での平均失点が、1.258ですが、セレッソは、1.273と平均点以下の成績です。
どうか、この2人と前田のさらなる奮起で、1点でも失点を減らして、残り15試合となってしまったリーグ戦を勝ち抜いて、可能性は低いですが「1年でのJ1復帰」を目指して欲しいと思います。
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- 事務局に通報しました。
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