緒方健司賞

 昨日の勤労感謝の日、本年度の熊本県サッカー協会表彰式並びに祝賀会に出席してきました。この度「緒方健司賞」という、熊本県のサッカー発展に目標を持ち、積極的に取り組んでいる若手指導者や審判員などを対象とした名誉ある賞をいただくことになりました。

 9月のある日、「県内のサッカーにおいて、これまで疎かにされていた人命に関して光を当て、注意喚起の講話や救命知識を深めるための実技指導など、積極的に安全な環境整備に働きかけていることが評価され、該賞の候補者に具申したい。」と協会より連絡がありました。非常に驚いたと同時に失礼ながら私自身どのような賞なのか知りませんでしたので、「資料と受賞者リストを送るので、後日回答を確認します。」とのことでした。

 届いた書類に目を通すと過去受賞されているリストにはそうそうたるメンバーが列挙されてあり、「私で本当に良いのか」不安にもなりました(汗)。

 

 緒方健司氏の功績を以下にまとめると‥

 大正9年生(現在満91歳)、昭和22年の熊本県蹴球協会創設時の中心メンバーで、理事、理事長、副会長、名誉副会長を歴任され、昭和49年には西日本OB連盟の初代理事長就任、以降会長として高齢者スポーツの中核を担う。九州においても1級審判員第1号となり、九州協会理事長など各県の発展にも寄与された。

 昭和52年に日本ミニサッカー連盟が発足したが、その16年も前から『6人制サッカー』のルールを考案し、「いつでも、どこでも、だれでも、やれる」を合い言葉で普及に努める。昭和40年には九州初の少年少女サッカーチームを発足、翌年トーナメント方式から全国に先駆けてリーグ戦方式を推進、サッカー愛好者拡大と少子化対策のため平成4年には『キッズサッカー協議会』を創設、現在4000名もの組織に発展させている。この他に、ママさんサッカー創設、スポーツ医学会連携、国際交流、障害者スポーツ支援など将来を見据えた取り組みにより、県下一円に競技の普及を図っていき、やがて安定的な発展の礎が築かれることとなる。「氏の人生が本県サッカーの歴史であり、全て」とさえ言われ、本県サッカーの基盤作りと、信頼や評価を高めた功績は顕著で偉大である。

 

 長洲中学校で指導を始めて7年になりますが、独学でやっていた指導のレベルアップのため、4年前に一念発起して日本サッカー協会公認のC級指導者免許を取得しに行きました。この際、サッカーにおいて人命に対する危機管理意識や安全環境整備に不安や疑問が以前からあり、重要性を提言して機会をいただき、受講生ながら救命講習を行なったことが今回の表彰のきっかけとなりました。その後も、C級指導者講習会で継続して救命講習を行なっていますが、県内の危機管理意識や安全環境はやっと一歩進み始めた状況です。これから熊本県のサッカーを通じて、他都道府県や他スポーツへと発展し、『救命の連鎖』が繋がっていけばと願っています。

 元日本代表DFの松田直樹選手のように、助かったかもしれない命が失われることのないように、「いつでも、どこでも、だれでも、安心してサッカーができる環境作り」のため尽力していきたいと思います。

 

 今回は心肺蘇生法の『心』で表彰されましたが、できれば次の表彰は、長洲中(長洲魂)や長洲サッカー&フットサル教室(楽しむ)で一番伝えたい『心』がチーム実績に繋がり、評価されればと思います。

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