今年度最後のサッカースクール

昨年度まで行ってきた「長洲中」と「ペスカドーレ（小学校連合クラブ）」の合同練習会を、今年度から「腹栄中」と「ペスカドーレに入っていない小学生」にも参加対象を拡大するため、『長洲サッカー教室』に変更し、１０月から毎週水曜日に行なってきました。

サッカー部に入っていなくても‥上手い下手も関係なく…長洲町内の子供たちでサッカーやフットサルに興味があれば、誰でも楽しめる環境を創りたくて開設しました。

サッカー教室は約半年間の活動でしたが、昨日２１日が今年度最後のレッスンでした。

 

 

 

 

 

月末２９日にはレッスン成果を確かめるため、まとめのゲームを岱明中学校と調整しました。

 

小学生にとっては、１学年上の年代Ｕ１３との試合を経験できる絶好の機会でもあり、中学校進学を見据えての試合となります。

 

部員数不足（減少）に悩む「長洲中（現在１０名）」と「腹栄中（１２名）」にとっては、４月早期から違和感なく、新入生が合流して活動に移れる機会にもなります。

 

より多くの新１年生が参加して、この機会を生かして欲しいと願います。

 

 

小学校でサッカー部に籍を置きながら、中学校では他部活動へと入部する新入生が多く、サッカーの楽しさが伝わっていないままに他のスポーツに興味を持つ、ただ走るのがキツイと逃げてしまう（どのスポーツでも楽して上手くなれる訳でもないのに）など、こちらからアプローチする機会もなく、離れていってしまうのが残念で仕方がありませんでした。

 

 

そこを解消できるこのスクール活動は、顔の見える付き合いであり、早い段階で「質を確保した育成」ができる大きなメリットもあります。中学校でいくら「夢はプロサッカー選手」と口にしても、ゴールデンエイジと言われる小学校高学年までに伸ばせる部分が伸ばせていなければ‥どれだけ夢見ても厳しい現実しか残されていません。

 

 

そのような夢を持つ子供たちにとっては、伸びる機会を与えてもらえなかった‥気づかせてもらえなかっただけなのです。

 

 

私がクラブチームを持ちたいと勘違いされている一部保護者の方がいらっしゃるようです。私の説明不足でもありますが、いつの日か意図を理解してもらえる日が来ればと願うばかりです。

もし、クラブチームでサッカーを指導したいのであれば、近隣に必要とされるチームはあります。何より「ペスカドーレ」を引き継げば良かっただけです。

しかし、自分自身も育てられた『学校部活動』という“受け皿”は、町内のサッカーにとっても…人材育成のためにも…絶対必要と考えます。

その“受け皿”をしっかりとしたものにして残してやれる環境を創ってあげることが、私の思いです…

 

 

その思いを込めたサッカースクールについても、普段学校で行なっている練習のやり方や雰囲気、流れなどとの違いがあり、フットサルスクール同様に回数を重ねる毎に少しずつ形になってきました。

教育行政独自の問題により、参加者も口コミでの広報が主体で、何度も学校に足を運び、顧問の先生や子供たちに声かけや説明・協力要請を行ってきました(￣◇￣;)