第84回目選抜高校野球大会開幕  ~ 感動の選手宣誓 ~



 

今年で第84回目となる選抜高校野球大会が、3月21日午前9時から甲子園球場で開会式を開催され、12日間の大会の幕が開けました。

 






 

 



開会式では、東日本大震災で大きな被害を受けた苦難を乗り越え、21世紀枠で選出した石巻工(宮城)の阿部翔人主将が選手宣誓を行い、被災地の諦めない思いを全国に届けました。今一度我々に欠けている何かを訴えられたかのように感じます。

 






 



石巻工の阿部翔人主将による感動の選手宣誓(全文)は以下のとおりです。 

 

 

 



宣誓。

 

東日本大震災から1年。

 

日本は復興の真っ最中です。

 

被災をされた方々の中には、苦しくて心の整理がつかず、今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず、悲しみに暮れている方がたくさんいます。

 

人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは、苦しくて、つらいことです。

 

しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。

 

だからこそ、日本中に届けます。

 

感動、勇気、そして笑顔を。

 

見せましょう。

 

日本の底力、絆を。

 

われわれ高校球児ができること、それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。

 



今、野球ができることに感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。









 

昨年は震災の影響で入場行進をしないなど簡素化された開会式でしたが、今年は通常とおり行われました。被災地からは石巻工の他、光星学院(青森)、花巻東(岩手)、聖光学院(福島)と8年ぶりに東北から4校が出場しています。

 

 

 

サッカーを愛し、指導していますが、高校野球の感動を呼ぶ「激闘」や「物語」は、人生が詰まっているようで、いつも感動させられますo(TヘTo)

 

 

 

今年の大会にも様々なドラマが待っていることでしょうね…













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