第84回選抜高校野球大会



 






 

今日(4日)、昨日の悪天候のため順延していた選抜高校野球大会決勝戦が、甲子園球場で行われました。





決勝が順延となるのは、86年の第58回大会以来で26年ぶり9度目とのこと。

 






 



強風が猛威を振るった昨日、バックスクリーン上の電光掲示板にたなびくセンバツ大会旗を猛烈な風が切り裂いたほどだった。この日、神戸海洋気象台が計測した最大瞬間風速は29・9メートルであった。



今大会3度目の雨天順延で、大会が3日以上順延となるのは第70回大会以来14年ぶりだったとのことである。

 

 

 

 



春は初の決勝進出となった大阪桐蔭学園(大阪)と光星学院(青森)の決戦は、大阪桐蔭高が7-3で光星学院高を下した。

 






 

決勝戦は、ダルビッシュ2世と呼び声の高い藤波投手(歴代V投手最高身長197cm)の好投に加え、1回戦で右手首に死球を受けて骨折した4番・田端選手の不在を感じさせず、試合ごとに切り替えられる「猫の目打線」で見事にカバーし、チーム春夏甲子園通算36本塁打とし、単独3位にも躍り出た。

 

 

昨夏準優勝の光星学院は、準決勝で関東一(東京)に快勝し、2季連続の決勝進出を果たし、春は県勢初、東北勢としても2001年の仙台育英(宮城)、09年の花巻東(岩手)に続いて3度目(夏は6度)の初優勝へのチャレンジであった。



被災地の想いを胸に、東北勢初の甲子園大会制覇を目指したが、決勝戦で力尽きた。

 



 

 

◇甲子園通算本塁打ベスト5◇


  校名《本》試合


①PL学園《70》126


②智弁和歌山《48》82


③大阪桐蔭《36》33


④明徳義塾《35》71


⑤天理《32》112


⑤帝京《32》74

 

 

 





石巻工の阿部主将の感動の選手宣誓に始まり、今大会も数々の名シーンや記憶に残る激戦が繰り広げられました。

阿部主将の宣誓の言葉にあった「日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう。日本の底力、絆を。我々高校球児ができること、それは全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。」この言葉通りに最後まで諦めずに戦い抜く高校球児たちの姿に感動させられた素晴らしい大会でした。

 

 

ただ、感動の大会に水を指すような「誤審」についても気になった大会でした。

 

 

 

準々決勝(関東一4-2横浜)


5回裏の横浜の攻撃で、守備側のアピールによる本塁ベース空過が認められ、三塁走者がアウトになる珍しいプレーが起こりました。



1点を返して、なおも1死一、三塁から高橋が三塁前にスクイズ。三塁走者の尾関が悠々と生還したかに見えたが、関東一の松谷捕手が窪田球審にベースを踏んでいないとアピール。



窪田球審がベースの踏み忘れとジャッジしアウトとなり、幻の同点スクイズとなった。



横浜側は審判に抗議したが、判定は覆らず、横浜の渡辺監督は抗議したことにより高野連の大会本部から注意を受けましたが、ビデオ映像を見るとホームベースを踏んでいた誤審だったと判明しています。
















 

 

これは日本に限った話ではなく、メジャーリーグでもイチローが審判に抗議したところ、直後からボールをストライクにされ、セーフをアウトにされるなどのあからさまな不利な判定、つまり「報復」を審判から受けました。


こんなことが許されるのが野球というスポーツではならないと思います。


 




相撲やラグビーではビデオ判定が採用され、誤審をなくす対策を講じています。一瞬で判断を迫られる審判も人間ですから完璧ではない。間違ってしまったり、見逃してしまったり、このような曖昧なプレーを取り除くためはもちろん、審判による横暴、不正をチェックするためにも、ビデオ判定を採用することも検討するべきではないでしょうか?



誤審が起きることは、青春の全てを懸けて毎日バットを振る高校球児に対して失礼極まりないことです。









横浜の渡辺監督は、抗議したことにより高野連の大会本部から注意を受けましたが、ホームベースを踏んでないとアピールすることはルール上良くて、その判定におかしいと唱えることが許されないというのも変な話ですよね。



これからの野球の改善のためにも、こういった誤審をなくす対応が必要に感じます。

 



 

 



同じくビデオ判定が採用されていないサッカーでも同様ですね<(`^´)>

 

 

 

 

 


最後に甲子園と言えば、この曲『あと一つ』…名曲です。



http://youtu.be/visM3akN9Ns



 

 



あと一粒の涙で


一言の勇気で


願いが叶うその時が来るって


僕は信じてるから君も諦めないでいて


何度でもこの両手を


あの空へ





あの日もこんな夏だった


砂交じりの風が吹いてた


グラウンドの真上の空


夕日がまぶしくて


「何処まで頑張ればいいんだ」


ぎゅっと唇をかみしめた


そんな時、同じ目をした


君に出会ったんだ





そう、簡単じゃないからこそ夢はこんなに輝くんだと


そう、あの日の君の言葉今も胸に抱きしめてるよ





あと一粒の涙で


一言の勇気で


願いが叶うその時が来るって


僕は信じてるから君も諦めないでいて


何度でもこの両手を


あの空へ


伸ばして


あの空へ





いつもどうしても素直になれずに


自信なんてまるで持てずに


校舎の裏側


一目を気にして歩いてた


誰かとぶつかり合うことを


心のどこかで遠ざけてた


それは本当の自分を


見せるのが怖いだけだったんだと





教えてくれたのは君と過ごした今日までの日々


そう、初めて口に出来た泣きたいくらいの本当の夢を





あと一つの坂道を


一つだけの夜を


越えられたなら笑える日が来るって


今日も信じてるから君も諦めないでいて


何度でもこの両手を


あの空へ





「熱くなっても無駄」なんて言葉聞き飽きたよ


もしそうだとそうだとしても


抑えきれないこの気持ちを希望と呼ぶなら


いったい誰が止められるというのだろう





あと一粒の涙が


一言の勇気が


明日を変えるそのときを見たんだ


なくしかけた光


君が思い出させてくれた


あの景色忘れない





あと一粒の涙で


一言の勇気で


願いが叶うその時が来るって


僕は信じてるから君も諦めないでいて


何度でもこの両手を

あの空へ









































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