青い稲妻・松本匡史はかくも伝説なのか?(その2)

  • Miya
    2008年02月14日 02:13 visibility1078


原さんは昨年ドラ1に輝く藤村大介に、

「うちで言えば、鈴木尚広みたいな選手になれ!」というコメントをした。

 

たしかに鈴木は「足のスペシャリスト」かもしれないが、

今だにレギュラーをとれない控え選手なんですけどねえ・・・。

 

いくら何でも志が低すぎるというか。

 

たしかに代走で出てから盗塁成功率はとても高いかもしれないけど、

藤村に夢を見るのは鈴木の後釜じゃないでしょ、原さん!

 

 

ここで巨人の韋駄天たちの成績を見てみる。

 

 

柴田 勲  通算盗塁579(歴代3位) 在籍19年 出場試合2208

松本匡史 通算盗塁342(歴代18位) 在籍10年 出場試合1016

高田 繁 通算盗塁200(歴代64位) 在籍12年 出場試合1512

緒方耕一 通算盗塁 96(歴代217位) 在籍10年 出場試合685

鈴木尚広 通算盗塁 85(歴代249位) 在籍10年 出場試合403

 


こうしてみると通算盗塁での柴田勲は別格として、

松本匡史がわずか在籍10年で残した盗塁の数がいかに傑出しているかがわかる。

鮮烈だ。

1983年にはシーズン76盗塁という今だに破られていないセ・リーグ記録を樹立した。




まさしく青い稲妻!!!

 

今だに「巨人史上最高の一番打者は松本だった」という声があるほどである。

 

やっぱり原さんには「藤村よ!青い稲妻を超えろ!!!」くらいは言って欲しかったなあ。

言っても撥(バチ)は当たらないでしょう・・・。

 

 

こうして書くと松本匡史の野球人生は華やかな活躍ばかりを想像させるが、

実際彼の野球人生は、いや、人生そのものが苦難と共にあったといってもいい。

(つづく)


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