巨人弟7年ぶり22度目のイースタンV
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Miya
2007年09月22日 11:15 visibility213
◆イースタン 巨人6−4ヤクルト(21日・ジャイアンツ) イースタン・リーグの優勝マジックを1としてい た巨人は21日、東京・読売ランド内のジャイアンツ球場で行われたヤクルト戦に勝ち、7年ぶり22度目のリーグ優勝を決めた。吉村禎章2軍監督(44)は 実力至上主義のもと、若手選手を積極的に起用し、これに選手も応えて監督就任2年目で栄冠をつかんだ。
力なく上がった飛球を左翼手・小関が捕球すると、マウンドの前田を中心に歓喜の輪が広がった。西日に照らされたヤングG戦士の顔に、充実感が広がった。
吉村2軍監督は3月24日、開幕当日のミーティングで「これからは横一線でいく」と宣言した。経験や実績は度外視。その象徴となったのが、坂本、田中の2 人の高卒ルーキーだった。連日、最後までバットを振り、特守も欠かさなかった。田中は10本塁打、44打点でチーム2冠。坂本もチームトップの打率2割6 分9厘を残した。
1軍が毎年、優勝を争っていた時代は2軍も優勝を続けた。7年ぶりのVは黄金時代復活の予兆ともいえるが「1軍が原監督 の下、必死になって戦っているので」と胴上げは自粛した。29日にはファーム日本選手権(山形)でウエスタン・リーグ覇者の中日と激突する。まだ戦いは終 わらない。
今年一番うれしかったニュースがこれかもしれない。
イースタンでの巨人の優勝。二軍でいくら勝ってもあまり意味はないが、坂本、田中という高卒ルーキーをスタメン起用し続けて結果を出したことには意味がある。
FAでの補強をし続けたおかげで巨人における育成は「死語」になりつつあった。
それをここまで立て直したことで、原、吉村以下巨人首脳陣の意識が相当高いものであったことが裏づけられたと思う。一軍の選手の顔ぶれを見ても他球団の選手ばかりでちっとも明るい気分にはならないが、ようやく未来の巨人像というものが見えてきたような気がする。うれしい!
- 事務局に通報しました。
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