21世紀枠(仮)〜川島・新潟、戦績はというと

  • 仲本
    2010年01月23日 21:33 visibility280

選抜出場校決定まであと1週間を切りました。先日、野球日記らしからぬ中途半端な紹介をした川島と新潟、せっかくなのでそれぞれの戦績を振り返ってみましょう。

四国大会の組み合わせを見たときに「おや」と思ったのは、一回戦の高松−川島。
高松高校も21世紀枠で大復活を果たした学校ですが、今回は香川2位で再び四国大会にコマを進めてきたということで注目していました。初戦の相手は徳島3位。「昨秋、今春と四国大会勝利がない(徳島新聞)」ということなので、初戦を取って波に乗れば一般選出も?と思っていたのですが。
結果は川島が6−2で勝利。初回にどちらも満塁のチャンスを迎えます。表の川島がスクイズが敵失を誘うなどで4点を挙げたのに対し、裏の高松は併殺に切って取られて無得点。結局、これがあとあとまで響きました。
2回戦は高知1位の高知と対戦。2−2の同点で迎えた9回裏、エース東谷投手が突如制球を乱し、連続四死球で無死1、2塁。満塁策をとったものの次の打者にもコースを見極められ、押し出し四球でサヨナラ負けを喫しました。勝った高知は準優勝しています。
徳島勢は結局今年の秋もこの川島の1勝だけでした。

四国大会はベスト4が愛媛と高知の2校づつ。決勝戦は今治西が延長逆転サヨナラ勝ち。四国の一般枠は2または3ですが、はたして中国勢との比較で+1を引っ張ってこれるかどうか。

北信越は出場校が決まった時点で新潟・長野の両校にいち早く注目(苦笑)。
地区推薦校は新潟高校に決まりましたが、北信越大会では初戦で長野3位の上田西に0−1と6安打完封負けを喫しました。勝った上田西はというと次の試合で敦賀気比に2−6と敗退、敦賀気比は準優勝しています。
ただ新潟高校、新潟明訓、日本文理と強豪校を倒して県大会を勝ちあがり、主戦の大谷投手がけがで北信越大会登板回避とのこと。冬の間に復調していればそこそこ期待できるかもしれません。東日本ではここが最有力ではないかと思います。

北信越大会は一般枠2、優勝は高岡商、準優勝は敦賀気比、いずれも県1位校です。準決勝はともに1点差の接戦でしたが、ベスト4の2校の逆転選出は難しそうというのが大方の予想。

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