1−0の決勝戦。
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仲本
2009年04月03日 00:29 visibility121
MBS(毎日放送)サイトの動画で今日の決勝戦を通しで観戦。まったく重宝している。
試合結果は知ってるのでドキドキ感は減ってしまったが、期待にたがわぬ1−0の投手戦。久しぶりにスコアをつけてみることにした。昔は甲子園の決勝は必ず生中継で観てスコアを残していたものだ。
(スコアブックは今も残っているものと残っていないものがある。)
さすがに5試合目とあってボールにややばらついたところも見えたものの、両投手とも連打を許さず、実に静かに終盤までやってきた。唯一の得点シーンは7回表だが、これとて簡単に二死をとり、点が入る気配すら感じられなかった。二死走者なしで清峰は8番打者の嶋崎、過去2打席はいずれも先頭打者としてエラーとヒットで出塁している。なんとなく嫌な感じがしたのか、ここで菊池投手がストレートの四球を出してしまう。続く9番の橋本、1−1からの3球目が高めに甘く入った。当たりは中堅手の左を襲い、一塁走者が長駆ホームイン。あれあれ、という間の得点で、結局これが決勝点となった。
清峰・今村投手はスライダーをうまく効かせて7回まで花巻東打線をわずか2安打に抑え込み、2塁も踏ませない好投を見せていた。
8回、花巻東は一死から左前安打と内野安打でつかんだ一死1,2塁のチャンスも、3盗を敢行した走者が刺された。その後二死1,3塁まで迫るが続く打者が初球を打ち上げて三塁ファウルフライ。ここまでの試合、勝負どころでうまく打線がつながった花巻東だったが、この試合最初にして最大のチャンスはものにすることができなかった。2番の佐藤(涼)が4打席すべて出塁していただけに、3・4・5番の左打者がノーヒットに抑えられたのは惜しいことだった。
ちなみにテレビ解説は横浜高・渡辺監督。なかなか辛口の解説だった。
夏は暑さの中の消耗戦となる。思えば春の選抜ならではの落ち着いたゲームだった。
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