代表校放浪記番外編〜商業魂は残った?
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仲本
2011年02月11日 23:08 visibility2431
春の選抜高校野球、近畿代表となった大阪・履正社。学校創立は大正時代に遡るとあって校歌はいささかいかめしい。
”華城の精華茲(ここ)に凝り 見よ栄光のマーキュリー”
…ちっともわからん。マーキュリーてなんやねん?と思われる向きもありましょうが、大阪市内某所に現物がいます
( ̄○ ̄;)。
ローマ神話における商業の神様。手に翼の生えた杖を持っていますね。蛇が2匹巻きついています。
この”マーキュリーの杖”を校章に採用している高校、秋田商、前橋商、高岡商、県岐阜商、広島商、下関商、佐賀商など、いずれも伝統の商業校です(銚子商や徳島商はややアレンジが加わっています)。
かつては大阪福島商業という名だった履正社。校章の翼はやはり商神・マーキュリーの杖がモチーフになっているわけです。
既にラボ友の方々が日記で取りあげていたように、今年の春は史上初めて「商業高校」が甲子園に出場しない大会となる見込みですが、「商業」の名が消えても校章に伝統は残ったといったところでしょうか。そういう学校は履正社のほかに、松商学園、北照、享栄といくつかあります。
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