日本人の中の日本人

知り合いのチームの練習に誘われた。このチームは人数も少なく、基礎練かなと思っていると「今日はガチなゲームをやります。」という意味深な内容が送られてきた。

会場に着くと、相手は何と南米系のチーム。しかも、驚きなのは体つきの凄さ。まるでWWEのブロック・レスナーを思わせる程だったヽ(ill゚д゚)ノ

正直相手はチームワークや個人技は大したことなかった。実際、ボールを受けてプレッシャーに来た相手を必ずと言っていいほど足技でかわすことが出来たからだ。

だが、シュートやフィジカルコンタクトがやはりと言うべきか強く、まともに対応すると日向君を相手にした選手のようにされそうな気がした。


しかも、こちらの味方はほぼ初心者ばかり。引き付けてパスを出すが、ノープレッシャーでもミスしてしまう。
また、相手は初心者はドリブルで抜くが、警戒してか私と足技がある県リーガーの人が近くにくると何と自陣からでも強引にシュートを撃ってきた(((((((・・;)


キックインでもチョンドンを連発されたのは当然と言うべきか。
しかし、残念だったのはウチのチームは誰一人チョンドンや直接フリーキックで壁にボールを蹴り込まなかったこと。
自分なら蹴り込めたと思うが、進んでキッカーを志願しなかったのは自分も典型的な日本人だからということか。


試合後、相手チームのプレイヤーは礼儀正しく挨拶をしてきてくれた。よくよく考えてみれば、主催者がガチだと決めてた上でのことであるし、こちらもボールを蹴り込む機会は同様にあったのだ。相手は何も悪いことをしていない。


思えば、横浜市リーグで対戦した南区リーグ1部のチームもボールを容赦なく壁に蹴り込んで来た。実際競技のキックインは壁にぶつけてなんぼである。
一方、私が監督をやらせて頂いてるチームは一度もチョンドンをやらなかった。ミーティングでは毎度チョンドンを徹底しているのにである。 ウチの試合で相手チームのプレスは速い。ぶつけられないと分かっているため、突っ込んで来るからだ。


リーグ戦でウチのチームは一度も勝てていない。遠慮することが美学の環境は勿論存在する。だが、時に熱く、自己を主張することが無ければ成長しないと思う。
























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