草野球捕手の小技

ボールがミットに収まるとき、

 

パンッ!

 

っていい音がしますよね?

 

収まりどころによって音質が違うんですって。

 

ずっと前、カツヤンが初見のチームの助っ人として、マスクをかぶったある試合、

 

勝利した試合後に、投手のオニイサンが嬉しそうにカツヤンに歩み寄り言いました。

 

「なんか投げてて、スゴいパンパンいい音がするんで、あれ聞いてたらなんかオレ、今日絶好調?みたいな気分で、なんかなんか、オレ剛速球投げてるって気がして、なんか、スゲー良かったっす!!ありがとうございました!」

 

興奮気味な笑顔がカワイかったのを覚えています。

 

帰り道、カツヤンに聞いてみるとやはり、

 

わざと大きな捕球音が出るように捕っていたそうです。

 

「大した球じゃなかったんだけどさ・・・、気分よくなるだろ?ああいう音聞くと。」

 

ピッチャーの彼は、まさにカツヤンの術中にハマって、調子を上げていったのです。

 

草野球はプロじゃない選手の集まり。

 

こういった小技が効果的なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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