草原の風(下)

”草原の風(下)”  宮城谷昌光著  中央公論新社
 下巻は河北転戦から皇帝即位、赤眉軍攻略
  蜀の公孫述を滅ぼし中国統一まで。
 劉秀が天下を平定したのは徳の力によるのでしょう。
  降伏した将兵を殺さないのがこの時代では珍しい。
   奴隷を開放するなど、中華平定後の治政も良かったのでしょう。
  漢の高祖が統一後に沢山の功臣を殺したのに比べると
   後漢の場合はそのようなことが無かったのが素晴らしい。
 ラストは故郷へ錦を飾り、懐かしい庶人たちとの酒宴で話は終了する。
   

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