触覚芸術について*****

絵画や音楽のように視聴覚に訴える芸術は多いのに、何故触覚芸術が無いのかと以前から思っていました。

彫刻は彫刻家にとっては確かに触覚芸術ではあるが、我々が美術館などで鑑賞するときはナカナカ触れられずに、視覚で間接的に鑑賞せざるを得ないですね。

そもそも私は彫刻の陳列方法が間違っていると思います。
彫刻は見えないようにカバーをし、そのカバーに開いている穴から手を入れて触覚のみで鑑賞するようにすれば良いのです。
どうしても全体を見たい人のために脇にボタンがあって、それを押せば少しの間だけ見えるようにすれば良いでしょう。

もし視覚障害の人が彫刻を鑑賞するとすれば、それと似たような状態になり、まさに触覚芸術になるのです。

そういえば、点字は視覚障害者用の教材に広く使われているが、それをもっと高度にした立体的な教材などは、使われ方からいっても触覚芸術の一種と言えるかもしれないですね。

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