エピクテトス

以前息止めトレーニングの話をしたと思いますが、実は2000年くらい前に息止めトレーニングをしていたすごい哲学者がいたということを最近知りました。

彼の名はエピクテトスといい、ローマ帝国/皇帝ネロの時代を生きた、生まれながらの奴隷だったそうです。

彼は少年時代あるきっかけで始めた息止めトレーニングの成果として奴隷でありながら高貴な雰囲気を持っていたそうです。

そのせいで彼を精神的に屈服させようとした奴隷商人や主人から様々な拷問を受けたのですが、彼はどの様な拷問にも顔色一つ変えないだけの精神力を備えていたと云われています。

つまり息止めトレーニングは心肺系を鍛えるだけではなく精神面をも鍛える究極のトレーニングだった訳です。

結局エピクテトスを屈服出来ないと知った主人は彼を哲学者として崇め、弟子入りすることになったそうです。

因みに彼が尊敬したストア派の始祖であるキュプロスのゼノンは、息止めで自殺したと云われております。 (?_?)

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