こうふくあかの
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まこと@古希ジョッパークライマー
2019年01月28日 07:13 visibility169
”こうふくあかの” 西加奈子著 小学館
この作品はどうみても男性作家によるものだろう(-_-;)
イラン生まれのこの女流作家にはそう思わせるところがある。
結婚12年、セックスレス3年のアラフォー課長・靖男が、
美人妻から不貞の末の妊娠を告げられる。
不貞の内容に対する筆者の毛嫌いの気持ちが強烈。
一方、嫉妬を嫌悪し、世間体を気にする性格ゆえ、
納得していないのに出産を認めて悶々とする靖男。
兎島に連れられて行ったジム併設バーの常連婆さんジリとキキ、
喋らない小男と大男でレスラーの卵達がいい味を出している。
最後はサミー・サムに繋がるラストの清々しさが良い。
sellテニス
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