お別れの音

”お別れの音”  青山七恵著  文芸春秋
人と人とのお別れを扱った短編集6作品。
 筆者の作品は割と好み。
「新しいビル〜」職場ではこのような別れはよくある。
「お上手」さらっと気になる人とのあっけない別れ。
「うちの娘」おばちゃんの勘違いによる思い込み。
「ニカウ〜」知らない人からのメールへの対応に迷う。
「役立たず」巧みに復讐を仕掛ける女が凄い。
「ファビアン〜」スイスが舞台だが、海外での腹痛がシンドイ。
  スイスは旅行で行った街が出てきて懐かしかったが・・・
   また留学中に体調不良で苦労したことも思い出してしまった。
 

 

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