監督への信頼とは?
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ふたり鷹
2007年05月04日 19:27 visibility38
すべては1回の裏に決まってしまった。西口の立ち上がり不安定を一挙に攻め立てた。
特に感想はないのだが、気になったのは西武、伊東監督。試合終了後、西口の立ち上がりの悪さを不機嫌に、怒りを込めて責めたという。僕は現場にいたわけじゃないからわからないが、もしこのリポートがある程度正しく伝えているとすれば、そりゃないんじゃないかと思う。どんな名投手でも立ち上がりに失敗することはある。ましてや松坂抜けたあと、涌井と共に西武を引っ張っていっているのは他でもない西口である。
もし王監督が西武の監督だったらなんと言っただろう? おそらくこんな感じだ。
「西口? 立ち上がりがね。あとはうまく放っていたんだけどね。しゃーない、また明日です」
若さを論じるつもりはないが、たしかに、試合を初回に壊してしまった西口の責任は重い。しかし本人が一番よくその理由をわかっているはずだし、責任の重さだって承知していはずだ。3・4月MVPを取った投手をかばうか責めるか。もちろん西口はなんといわれようと、自分の仕事を淡々とこなしていくだけだ。それにしても、と思う。ほんのささいなことだが、こういう監督の言葉が、選手をどのように支配してしまうか。結果は10月にわかるかもしれない。
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