加藤氏に「責任逃れ」と批判 高木監督「本当に知らんかったのか」

  • 2013年06月13日 23:14 visibility102
加藤良三コミッショナーは12日の記者会見で、統一球の問題で混乱を招いたことを謝罪しながらも「知らなかった」と自身の関与を否定した。無責任とも受け取れる姿勢に対し、一夜明けた13日、現場や球団関係者からは批判の声が上がった。

 中日の高木守道監督は「本当に知らんかったのか、どうなのかね」といぶかりつつ「事が起きたら、責任は一番上が取るもんだ」と誠実な対応を求めた。DeNAの中畑清監督も「謝るべきところはきちんと謝るべきだ。がっかりしている」と言い、真摯な謝罪とは受け止めていなかった。

 中日の山崎武司内野手は「言い訳会見ではなく、しっかりしてほしい。(統一球導入で)飛ばなくなって悩んでいるやつもたくさんいる」と打者の気持ちを代弁。日本プロ野球選手会の松原徹事務局長は「コミッショナーが責任逃れの姿勢に終始している。何よりもファンに失礼だ」と厳しく批判した。

 シーズン途中まで公表しなかったことへの疑問は根強い。西武の飯田則昭球団専務は「どうしてこういうタイミングか。信頼が揺らいでは困る」と困惑顔。ソフトバンクの大脇満朗渉外部長は「説明を聞いてみないとどうしようもない。その上で、言うべきことは言う」と話した

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