
EURO進捗レポート:開幕まで100日
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2012年03月01日 09:31 visibility141
共催国ポーランドと2004年の王者ギリシャがワルシャワで顔を合わせるUEFA EURO 2012本大会開幕戦まで、2月29日で残り100日となる。出場16チームが今夜の親善試合で強化を図る中、ポーランド、ウクライナの両共催国による開催準備の進捗状況をUEFA.comがチェックする。
チケット
販売期間は中央欧州標準時3月2日24時(日本時間3日8時)まで。購入申込みはお早めに。またUEFA EURO 2012観戦チケットは、UEFA EURO 2012公式チケット転売プラットフォームを通じて2012年4月12日まで転売が可能。チケットの価格は額面どおり、割り当ては先着順となる。
試合会場
ポーランド:ワルシャワ国立競技場でも1月29日に小規模な音楽祭が開催され、本大会で使用されるすべてのスタジアムがオープンした。このスタジアムで初めて行われるサッカーの試合は、ポーランドがポルトガルを迎え撃つ29日の親善試合で、チケットはすでに完売している。さらにここでは、6月8日のUEFA EURO 2012開幕戦でポーランドとギリシャが顔を合わせる。
ウクライナ:クモの足に似た天井を持つハリコフのメタリスト・スタジアム、
そして超モダンなドンバス・アレナは2009年に開場。
アレナ・リビウと改修工事を終えたキエフのオリンピック・スタジアムも、
昨年11月にウクライナ代表の試合会場としてすで使用されている。
収容人数6万人を誇る、UEFA EURO 2012決勝の舞台となる
オリンピック・スタジアムでは、3月4日のウクライナ・プレミアリーグで
FCディナモ・キエフ対FCアルセナル・キエフのダービーマッチも行われる。
インフラ
ポーランド:29日にはウロツワフ空港の新ターミナルがオープン。ワルシャワでは今夏に世界中のサッカーファンを運ぶ超低床トラム120両が運行を開始した。そのほか、鉄道路線の再建設・再編成工事も最終段階を迎えており、ワルシャワでは空港との間を結ぶ新路線が5月末に完成する予定だ。
ウクライナ:道路網と高速鉄道網の整備が順調に進んでいる。4会場の最寄空港はすべて大幅にリニューアルされ、近代的なターミナル、延長された滑走路、新しい管制塔とともにすでにオープン、あるいはキエフとドネツクでは間もなくオープンという状況にある。さらにキエフでは、UEFA EURO 2012共催が決定した2007年4月以降、宿泊施設の拡充に多額の資金が投じられてきた。
本大会組み合わせ
グループA:ポーランド、ギリシャ(2004年優勝)、ロシア(1960年優勝)、チェコ
グループB:オランダ(1988年優勝)、デンマーク(1992年優勝)、ドイツ(1972年、1980年、1996年優勝)、ポルトガル
グループC:スペイン(1964年、2008年優勝)、イタリア(1968年優勝)、アイルランド、クロアチア
グループD:ウクライナ、スウェーデン、フランス(1984年、2000年優勝)、イングランド
出場各チームの拠点
本大会期間中の拠点にポーランドを選んだのは13チーム。王者スペインは海岸沿いの閑静な村グニエビノに滞在する。一方、ウクライナはスウェーデンと共に首都キエフにとどまり、フランスはドネツクを合宿地に選んだ。
UEFA EURO 2012トロフィーツアー
アンリ・ドロネー杯は本大会の開幕7週間前にワルシャワ入りし、その後にポーランドとウクライナの各地を回る。ツアー先のファンにとっては、この優勝杯を間近にするチャンスだ。さらに気象条件さえ整えば、トロフィーをかたどった直径35.5メートルの熱気球も上げられる。ほかにも様々なイベントが予定されており、中には観戦チケットが賞品となるものも。このツアーはUEFA EURO 2012試合会場の8都市に加え、クラクフ、ウッチ、カトビツェ、ドニエプロペトロフスク、イバーノ・フランキーウシクを巡ったあと、5月末にオデッサで幕を下ろす。
マスコット
UEFA EURO 2008でファンを楽しませたトリックスとフリックスに代わり、2012年大会ではスラベクとスラフコが公式マスコットを務める。このマスコットの名称は、昨年12月に行われたファン投票で56パーセントの支持を集めた。
ボランティア
6月から10月までの申込期間中、5500人の枠に計142カ国から過去最高となる2万3965人の応募が集まった。選考面接は一人のオーストラリア人女性を最後に終了しており、昨年末までに採否が通知された。すでにスタートしているトレーニングプログラムは5月まで続く。
シャープ社協賛のファンラボ
シャープ社の協賛により、従来にない形で大会を観戦できる機会がファンに提供されることになった。それぞれの国の代表として、ポーランドとウクライナに招待されるラッキーなサポーターは計124人。賞品には飛行機のチケット、宿泊費用、ペアの観戦チケットが含まれるほか、キックオフの30分前にはピッチに立つこともできる。テストを受けるにはこちらから(英語のみ)。
マクドナルド社協賛のエスコートキッズ
マクドナルド社は欧州34カ国から計682人の子供たちをポーランドとウクライナに派遣し、憧れの選手と手をつないでピッチに入場するという一生に一度の機会を提供する。エスコートキッズの選考は、地元での草の根活動に積極関与してもらうためのプロモーション活動をはじめ、子供たちの独創性を育むエッセーやレポート、ビデオコンテストなど様々なアクティビティーを通じて決定される。
カールスバーグ・ゴール・オブ・ザ・デー
EURO史に残るゴールを投票で決定するカールスバーグ・ゴール・オブ・ザ・デーにも注目。UEFA EURO 2012ベストゴールは7月2日に発表される。有効な投票には、最終結果に応じ、抽選で豪華賞品を獲得するチャンスが与えられる。
UEFA EURO 2012プレディクター
そして5月には、ヒュンダイ社の協賛により豪華賞品が当たるファン参加型ゲーム、プレディクターがスタートする。このゲームを楽しむ方法は、インタラクティブなマップ上で全体結果を予想する、あるいは大会の進行に合わせて各試合のスコアを予想することの2通り。大胆な予想を的中させれば、より多くのポイントが獲得できる仕組みになっている。つまり豪華賞品をゲットするには、どの試合で番狂わせが起こるのかを見極める力が重要だ。
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