★阪神1-4広島★戦力の見極めは5戦目、6戦目まで続く

開幕戦。
勝って勢いをつけるに越したことはないが、
今、大事なのは戦力の見極めです。
長いシーズン使えるか使えない選手を早く見極めないと致命傷になります。
先発4人の登録が完了すれば2人が落ちる計算です。。
恐らく投手、野手1名ずつになるでしょう。
サバイバルレースもキャンプ、オープン戦で終わりではなく、
５戦目、６戦目まで続いているという訳です。

その戦力の見極めという意味でこの試合は有意義でした。
ハシケン、桟原、相木、さらに左の吉野を加えた
中継ぎ陣４人の投手サバイバル。
7回登板ハシケンは合格ですね。
あんなに速かったけ？と思う程、ストレートが伸びてました。

一方、８回に登板の吉野は赤信号点滅です。
一番いけない四球から崩れるというパターン。
すぐに交代させてられた点を考えると相当首脳陣の評価もマイナスでしょう。
続いて登板の桟原も同じくピリっとしませんでした。
こちらは右投手ということもあり相木次第ではピンチです。
あと、３試合か４試合で挽回できるでようか？
相木は９回を無難に抑え１歩リードという感じです。

野手の最終サバイバルレースは、
中村豊、葛城、赤松、高橋光。
右の代打切り札「高橋光」、
代走、守備要因「赤松」
安定した守備要因「中村豊」はそれぞれ持ち味を活かすでしょう。
期待通り代打で林がヒット（今日のヒットらしいヒットは林と矢野）を打っただけに、
左の代打「葛城」は厳しい状況です。
内野の控え、藤本、秀太の二人も左なのでなおさらキツイでしょう。
ただ濱中が余りにも調子が悪くなれば林レギュラーの可能性もあるので、
その時は左の代打として葛城が生き残る道も開けます。
浜ちゃんがそこそこだとＮＧなので、他力本願という状況です。

試合の方は鳥谷のダブルプレーの判定には文句もいいたい所です。
（流れではアウトですが、あれはショートの足が離れ過ぎでしょう）
しかし、セカンドゴロはセカンドゴロです。
あれをいちいち厳密にビデオ判定なのどしてたら野球にならないので諦めましょう。
あーしかし、大阪ドームの外野は見にくい・・・