★データ★セ界一早い2010セリーグ優勝球団予報

  • 隊長53
    2009年12月11日 19:24 visibility160

セリーグ(読売・阪神・中日・広島・東京ヤクルト・横浜)ファンの皆様!
恒例となりました(何と今年で4回目!)
http://baseballsns.jp/member/544/diary/68548/
セ界一早いセリーグ優勝球団予報!!!
来季へのモチベーションを高めるためにも早速
2010年の優勝球団を早くも占ってみたいと思います。


と、シーズン終了後に思っていたのですが、
ずるずる発表が12月にズレこんでしまいました、すみません。
まぁ、いいや。気をとりなおして始めます。


戦力や状態を分析し優勝球団を推測する「予想」ではありません。
過去の順位表を客観的に見た優勝球団の「予報」です。
お天気の降水確率のようなものです。
では、来年の優勝球団確率次の通りです。



【2010年優勝確率】(過去20年データ版)
2009年1位・読売:20%
2009年2位・中日:35%
2009年3位・東京:15%
2009年4位・阪神:30%
2009年5位・広島: 0%
2009年6位・横浜: 0%



90〜09年までの20年間のデータから
前年の順位から当該年度の優勝確率を集計すると、このような結果になります。
(例:前年2位チームが翌年優勝する確率は35%)
2位か4位の球団の優勝確率が高いという傾向は変わりありません。
ただここ数年2位チームの成績が芳しくありませんが、
全て阪神のせいです・・・(汗)


さて、個別分析に入る前にデータ数について。
過去20年といってもサンプル数にするとわずか20です。
30%の確率と出たとしても、実際には、
これだけのサンプル数だとプラマイ20%ぐらいずれます。
阪神の場合なら、約10%〜50%の間でブレます。
まぁなので下の、補正版ぐらいのイメージで思っておいて下さい。


【2010年優勝確率】(過去20年補正版)
2009年1位・読売: 2.5〜37.5%
2009年2位・中日:14.1〜55.9%
2009年3位・東京:   0〜30.6%
2009年4位・阪神: 9.9〜50.1%
2009年5位・広島: 0%
2009年6位・横浜: 0%


では、各順位別コメントです。
(1)【5位・6位編 〜巻き返し不可能領域〜】


さすがにデータがどうぶれようと
5、6位の球団が翌年優勝する確率は、0%です。
これはどうしようもありません。当然と言えば当然のデータでしょう。
5位、6位の球団が翌年いきなり巻き返しての優勝はありません。



★2010年★
 広島さん、横浜さん、
 再来年の優勝、もしくはCS進出目指してがんばって下さい。


 


(2)【3位・4位編 〜油断と適度な負け越し〜】


3位と4位、普通に比べたら3位の方が、
次年度の優勝確率は高そうですが、結果は逆です。



3位は、Aクラスということで
(昨年からはCS進出を含め)一応の目的を果たし、
「選手はよくがんばった」「監督も辞めさせにくい」となります。
3位=Aクラス入り=安心=油断
という図式が成り立ってしまい3位球団の翌年優勝確率が低くなると思われます。
3位は、「油断」がキーワードです。



さらに近10年に絞ると
3位球団の翌年優勝確率は0%まで落ちます。



★2010年★
 東京ヤクルト・・・監督の交代もなく、来年の優勝の可能性は低そうです・・・



一方、4位球団は、
Bクラスという悔しさから
(特に最近は、CS出場権を獲得できなかったという挫折から)
巻き返しに図るものと推測されます。
補強を最もし易い順位でもあります。
岡田前阪神暴露本3部作のうち2作でも
この点を語っています。
「2位だと補強が難しい。やはり4位にならんと」ということで、
就任1年目の2004は無理せず4位になったらしい。。。
まぁ4位最強説は私の理論でもありますが、
まさか岡田がそのことを知ってって実践していたとは(驚)


さて、4位の場合、巻き返しの条件は、
借金3以上負け越していること
です。

勝ち越すと3位Aクラス入りと同様に油断してしまう為NGです。
また、借金1や2でも同様NGです。
その境界線は3とデータに出ました。

★2010年★
 阪神の場合、借金6で条件クリアです。

(3)【1位編 〜連覇の厳しさ〜】


毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ
優勝球団には、連覇を許さない他球団が大きな壁となっています。



優勝球団が連覇を逃す要因としては、
(1)優勝(日本一)後の過度なマスコミ露出(疲労・油断)
(2)連覇のプレッシャー
(3)優勝が故に、それ以上の補強が難しい点
   逆に他球団は補強に力を注ぐ点
(4)疲労、故障者
(5)他球団からのマーク(徹底した前年優勝チーム潰し)

などが考えられますが、どうもCSが始まってから、
(5)の要素が大幅に減ったような気がして問題です。
本来、前年優勝チームを5球団が徹底的に潰しにいくべきですが、
3位争いという要素が加わり、ピントがずれてしまいましたね。
今年も、他球団が徹底マークどころか
アシストしてくれる球団が、関東に2球団いたりと・・・

★2010年★
 読売の優勝確率2.5〜37.5%
 少ないと言えば少ないし多いといえば多いですね。
 


(4)【2位編 〜連覇阻止〜】


毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ。
連覇を狙う優勝球団vs連覇を許さない他球団
という図式。
もちろん他球団の筆頭にいるのが2位球団です。
実力的にも最も優勝を狙えるのが前年2位球団です。


但し、先程言いましたが、近年2位の多い阪神が
期待に応えられず、確率を落としております。

岡田理論だと「2位は大幅な補強できない」ですが、
2位だからこそ大幅な補強をすべきでしょう。
それができない阪神ですから、
せっかく2位という翌年優勝を狙える確率がもっとも高いポジションに何回もいながら、
チャンス逃し続けてしまうのです。

★2010年★
 中日の場合、阪神と違い2位からでもきっちり優勝できるので、
 一番優勝の可能性が高いです。


以上、日本一早い2009セリーグ優勝球団予報でした。
来年の予報でまたお会いしましょう。



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P.S.
尚、このデータはセ・リーグにしか該当しません。
パ・リーグの場合、
長期低迷していた球団が多く存在し、
一部の上位球団に優勝が偏り、
連覇が多く発生しているためです。

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