★CSオーダー★鳥谷は1番?鳥谷の1番適正どうなんでしょう?

  • 隊長53
    2007年10月12日 12:43 visibility126

こんにちは。
隊長53@明日は日帰りナゴヤ
です。


10/10フェニックスLオーダー
1鳥谷6
2赤星8
3シーツ3
4金本D
5今岡5
6林9
7矢野2
8関本4
9桜井7


10/9フェニックスLオーダー
()内は10/10付日刊スポーツ予想オーダー
1赤星8
2関本4
3シーツ6(3)
4金本7
5今岡5
6林9
7矢野2
8桜井D(鳥谷6)
9葛城3(下柳1)


前者は、ほぼ今シーズンの岡田がこだわったオーダー、
後者は、ほぼ2005年以前をベースにしたオーダーです。
どちらのオーダーをCS⇒日本Sで採用するのでしょうか?
岡田監督の一存で決まってしまうので、無意味かもしれませんが、
ここでは、どちらがよいのか?
2007年のシーズンの反省も踏まえ、これからもこれでいいのか?
を検証していきたいと思います。


この2つのオーダー。
一番大きな違いは、鳥谷が1番か下位かの違いですが、
その鳥谷の1番を是とするか否とするのかが検討のポイントです。


ちょっと古いが、9/9時(東京D3タテ後)の
鳥谷の打席別データを見てみましょう。
(日刊スポーツデータ)


1打席目.349
2打席目.368
3打席目.220
4打席目.270
5打席目.185
6打席目.182
計   .288


集中力が持続できている、
1打席目、2打席目の成績がずば抜けてよく、
そして、3打席目、4打席目で成績が落ち、
5打席目以降は悲惨な状態です。
1〜4打席目は、それぞれ100打数強なので、
ヒット1本で1分も動くとすれば、
3打席目、4打席目の2割台は、
まだ挽回が効くので、まぁ良しとしましょう。
しかし、5打席目。
50打数強なのでヒット1本で2分挽回できるとは言え、
1割台は酷すぎます。。。
(6打席目は10数打数のため参考程度)
いくらショートは過酷なポジションとは言え、
この落ち具合は何でしょう?


この時の新聞の分析では、
「1〜2打席目の成績が良く、
リードオフマンとしての役割を果たしている。
スコアラーの先発投手分析をの熱心聞き、
情報収集に励んでいる鳥谷なので、
最初の方の打席で結果が出ているのだろう。」
ということでした。
しかし、リードオフマンとしての役割は、
1回表(裏)だけではないし、
先発投手の攻略だって、
下位打線にいてもできるでしょう。


1番バッターとそれ以外の打順との大きな違いは、
ほとんどのバッターは、4打席目までで試合が終わるのに、
1番バッターの場合、
2試合に1試合は5打席目まで回るという点です。
この5打席目で打てるか打てないかで、
高打率を維持できるかできないかが決まってきます。


1番以外(或いは2番以外)のレギュラークラスなら4打席平均ですので、
2試合に1回、四球や犠打があるとして、
2試合で、7打数の勝負になると思います。
4打数1安打と3打数1安打。(7打数2安打)
これの繰り返しで、.286となり、
レギュラークラスの平均的な打率が出来上がります。
ここを平均値として、
(上限の)強打者は、3打数1安打平均の.333
(下限の)弱(?)打者は、4打数1安打平均の.250
の幅に収まると考えるのが自然ではないでしょうか。


このように普通の打順のレギュラークラスなら、
1試合に1本打てば平均的な打率を維持できるということになります。
しかし、1番バッターはそうはいきません。
2試合に1試合回ってくる5打席目があるので、
せっかく、そこまで7打数2安打(1四球)を保っていたのに、
8打数目(2試合目の5打席目)で凡退なら、
8打数2安打(.250)と大きく打率を下げてしまいます。
従って、1番バッターが平均的な働きをする為には、
1日1本以上のヒットを求められるということになります。


もちろん、単純にヒットを打たなければならないと訳ではなく、
打数を増やさないという工夫でそれを回避する手段があります。
ファウルで粘り四球稼ぐなど、打数を増やさないというテクニックがあれば、
ヒットを増やさなくてもも高打率は維持できます。
日本球史に残る歴代の1番バッターのイメージとして、
しつこく粘るいやらしいタイプが浮かぶのも、
まさにそういったテクニックを持つ人でないと1番が務まらない
ということの裏返しであります。


さて、本題に戻って、
2007年の1番バッター鳥谷くん。
気になるのは、先程の通り5打席目の成績の悪さです。
せっかく、先発投手をよく分析して、
1、2打席目で打率を稼いでいるのに、
5打席目の成績の悪さでそれも台無しです。
逆に1番バッターが故に5打席目が回ってくるのだとすれば、
下位に下げて5打席目を無くせばよいという考えに至ります。
そうです、そうなんです。
下位を楽に打たせるという意味は、そういうことなのです。
6番〜8番辺りに下げてあげれば、
もし同じような傾向ならかなりの打率を残せるということになります。


ちなみに、先程のデータから5打席目以降を抜くと、
1〜4打席目平均.303
となり、3割の大台に乗ります。
これなら文句はないでしょう。
(尚、このデータは9/9までのデータで、
この後、故障やらで、1、2打席目も打てなくなって、
全体的に打率が落ちていますが、それはここでは無視します)


結論。
今からでも遅くはない。
鳥谷くんは下位に打順を落とし、楽に打たせてあげましょう!
そして、来シーズンは下位打順で通して、
一度3割を経験さてあげるる必要があると思います。


ところで、
鳥谷くんの打率が打席毎に落ちていくのは、
本当に先発投手分析やショートを守る疲労だけなのでしょうか?
この頃(スポーツ新聞にデータ載った頃)は、分かりませんでした。
しかし、例の週刊誌に載った、
鳥谷夜の三冠王事件でその謎はとけました(爆)
お姉ちゃん達からのメールはガンガン来るわーで、
試合の後半は、夜が気になってしょうがなかったのね(笑)

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