日本一早い2007セリーグ優勝球団予報!!!(1位編〜連覇の厳しさ〜)
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隊長53
2006年10月20日 19:36 visibility130
〜日本一早い2007セリーグ優勝球団予報〜
来年の優勝確率
2006年1位・中日:10%
2006年2位・阪神:50%
2006年3位・東京:15%
2006年4位・読売:25%
2006年5位・広島: 0%
2006年6位・横浜: 0%
前年順位から翌年の優勝確率を算出
データは96〜05年までの20年間
(97〜06の20年にしても結果は同じ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
各順位別データ分析。、
【1位編 〜連覇の厳しさ〜】
です。
毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ。
連覇を狙う優勝球団vs連覇を許さない他球団
という図式。
しかし、優勝球団にとっては、
連覇を許さない他球団が大きな壁となっています。
連覇が何故難しいのでしょう?
(1)自球団
(2)他球団
の両面から検証してみましょう。
(1)自球団
相撲等でよく言われる「心技体」で考えてみましょう。
【心】
油断あるいはプレッシャーなどが該当します。
優勝(日本一)後、
TVに出まくって騒ぎまくった
かつてのヤクルトなどは、
油断の典型的な例でしょう。
また今年の岡田監督は連覇のプレッシャーで
終盤までは完全につぶされていました。
このようにまずは心理面が大きく選手や監督にのしかかります。
【技】
個人競技ではないので、ここでは、
技というよりは、チームの戦力として捉えます。
戦力としては、
補強、育成(底上げ)
などが該当します。
自軍の補強をいかに行うか、
あるいは選手の育成(底上げ)をいかに上手く行うか
が連覇への鍵となります。
今年のタイガースは、
育成(底上げ)面では濱中選手の復活があったのですが、
補強と呼べる補強はほとんどありませんでした。
ここら辺りが連覇を逃した要因であるとも言えましょう。
【体】
疲労、あるいは故障者が該当します。
優勝した1年間の疲労は、他の球団のそれと比べ、
相当大きなものがあると想像します。
球児投手も終盤戦についに恐れていた
昨年から疲労が爆発しました。
また、予期せぬ故障者も痛手となります。
このように心技体の3つの要素全てが
上手くかみ合わないと連覇は苦しくなります。
(2)他球団
自球団の都合をいくらカバーしたところで、
他球団がそれ以上に充実していたら連覇はできません。
【補強】
優勝した球団は年棒面の高騰なども含め
なかなか大きく補強はできませんが、
外国人・FA選手・トレードなど、
他球団はバンバン補強をかけてきます。
【マーク】
他球団は当然のことながら前年の優勝球団をマークします。
投手ひとつで試合が大きく左右する野球において
エース級の先発ピッチャーを徹底的にぶつけられたら
前年優勝球団はひとたまりもありません。
川上・山本昌を阪神戦全カードにぶつけてきた
中日には本当にまいりました。
このように他球団は補強(底上げ)あるいはマークを
徹底的におこない優勝球団をつぶしにきます。
なので優勝球団は心技体の全ての要素が充実し
尚かつ補強により手ごわくなった相手球団の包囲網を
くぐり抜けながら戦う必要がある訳で、
それはもう連覇が難しいのも納得していただけるでしょう。
このように諸条件が整わないと連覇が難しいのは分かったのですが、
では、どういう場合連覇しているのかを一応データ的に見てみましょう。
事象が2回しか発生しておらずデータ分析にはならないので、
またまたこじつけ論です。
ケース1
過去20年で最高の勝率、および2位の勝率
を残したのが次の年。
1989年1位・読売:勝率.656
1990年1位・読売:勝率.677
藤田巨人の連覇の時です。
これぐらいの高勝率ならば連覇も当然かという感じです。
ケース1は、最高勝率を更新するぐらいの
強さがないと連覇は難しいというパターンでした。
ケース2
最高勝率ときたら次は最低勝率を見てみましょう。
1992年1位・ヤクルト:勝率.531
そしてこの翌年も優勝し連覇を果たします。
92年と言えばあのタイガース幻の優勝で終わった年です。
大混戦の中棚ぼたでヤクルトが優勝をかさらっていきました。
この年の成績は2位チームの平均勝率以下での優勝でした。
つまり本来なら2位程度成績だったということです。
ということは、
2位→1位のパターンと考えれば、最も多い優勝パターンです。
以上の2つのケースから連覇のパターンが見えてきました。
近年の優勝勝率レコードを更新するぐらい強いか
近年の最低優勝勝率(2位平均以下の勝率)で
運よく優勝し翌年はきっちり優勝するか
、
の両極端のパターンしかないということです。
昨年、この禁断の連覇の法則を発見した時は凍りつきましたが、
(タイガースの勝率は.617で近年の優勝勝率レコードには程遠かった為)
連覇の可能性を信じて応援してきました。
あと少しで禁断のデータを打ち破るところでしたが、本当に残念です。
では、2007年はというと、今年の中日は勝率.617でフィニッシュ。
奇しくも昨年のタイガースと同率です。
つまり、優勝勝率の中では、最上位でもなく最下位での偶然優勝でもなく、
連覇への道は相当厳しいでしょう。
【1位編 〜連覇の厳しさ〜】結論
2006年1位・中日:10%以下
以上
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