【アジアシリーズ】1回戦総当りのリーグ戦を野球で実施するには無理がある!
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隊長53
2006年11月10日 19:08 visibility628
皆さんこんにちは。
隊長53@はらたいらさんに全部
です。
さて、アジアシリーズ開催中だが、
この順位の決定方法はどうも納得がいかない。
勝率が同じ場合は、総失点数、
それでも決着がつかない場合は、総得点数・・・と、つづく。
恐らく、
3勝、2勝1敗、1勝2敗、3敗
になると想定してるだろうから問題ないかもしれないが、
実力が均衡しているチーム同士の戦いなら問題だ。
4チームリーグ戦の場合、
・1チームが3勝、残り3チームが1勝2敗で並ぶ
・1チームが3敗、残り3チームが2勝1敗で並ぶ
というケースが起きやすい。
サッカーの場合、引き分けになる可能性が多いので、
1勝1敗1分
などのパターン増え勝率がバラツキ易いが、
野球では引き分けが少ないので並ぶ可能性は高い。
なのに並んだ場合、
深く考えずに総失点で比較するという発想が単純すぎる!
そもそも野球で1回戦総当りのリーグ戦を行う自体に無理がある。
1試合の時間が両チームに平等に与えれるサッカーと違い
野球は先行・後攻の攻撃するイニングが違う場合がある。
後攻で負けた場合は、守るイニングは9回だが、
先行で負けた場合、守るイニングは8回ですむ。
もちろん試合には延長の場合もあり、守るイニングは違ってくる。
条件が違うのに総失点数で比較するのは無意味。
もちろん、総得点数にしたところで攻撃のイニング数も同じこと。
WBCのように失点率にすれば、まだ救われるが、
コールドゲームがある時点で、またまた平等感を欠く。
(失点1でコールド勝ちする場合より、
失点1で最終イニングまで戦って勝つ方が失点率が下がるetc)
という訳で短期リーグ戦の方法および順位決定改善方法提案。
理想は、学生野球方式がよい。
2回戦総当りのリーグ戦だ。
各対戦相手とまずは2試合実施。
どちらかが2連勝すれば終わりだが、1勝1敗ならもう1試合を実施。
2勝した方に勝ち点が与えられる。
最終的に勝ち点が多いチームから順に順位が決定。
同点の場合は、直接対決の結果、あるいは勝率により決定。
それでも同点ならプレーオフをやればいい。
(サッカーと違い野球は連戦ができるのがメリットでもあるのだから)
しかし、やるかやらないか分からない3試合目や、
プレーオフなど日程が立たないというのであれば、
各2試合のみに限定して行えばよい。
2試合実施するので先行・後攻が平等に与えられる。
もちろん、コールドや延長は無し。
こうすれば、得失点差、失点率や得点率などを使っても平等であろう。
しかし、期間も短いため、1試合づつしかできない、
というのであれば、どうするか?
その場合、イニング数に平等性を持たせることだ。
コールドゲーム廃止(最後まで戦わせる!)、延長はなし、
までは先程の条件と一緒。
そして、勝敗の決着がついても9回裏まで実施する。
これならば先行後攻に関係なく平等であろう。
ただし、延長無しや勝敗がついても続けるというのは、
(点数ではなく)勝ち負けを競う野球の本質に逆らうものであると言うなら、
得失点差や失点率を8回までで計算することにする。
9回以降は勝敗を決着するためのイニングと割り切れば、
非常に平等性のあるものとなる。
それなら、得失点差、失点数、得点数を使っても納得がいくであろう。
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