みなさんは、スカッシュというスポーツをご存じですか?
スカッシュは、室内でプレイするラケットスポーツで、2人のプレイヤーが壁を利用してボールを打ち合うゲームです。屋内でプレイするため、一年中天候に左右されずに楽しむことができ、仕事帰りや週末に運動不足を解消したい方にぴったりです。幅広い年代がプレイできることも魅力の一つで、社会人から始める方も多いスポーツです。
また、2028年のロサンゼルスオリンピックで正式競技として採用されることが決まり、さらなる注目を集めています。
本記事では、初心者の方に向けてスカッシュの基本情報、歴史、そして魅力をわかりやすく解説します。
スカッシュは約300年前にイギリスのロンドンで誕生しました。
壁を使った遊びが起源とされていますが、19世紀にルールが整備され、広く普及するスポーツへと成長しました。
スカッシュという名前は、柔らかく弾力のある専用ボールの特性から名付けられました。
スカッシュのコートは四方を壁で囲まれた設計が特徴で、相手と同じスペース内で試合を行います。正面だけでなく、左右や後ろの壁も活用できるユニークな競技で、ラケットスポーツの中でも特異な存在です。
スカッシュは世界中で愛され、競技人口は2,000万人以上とされています。10代から50代まで幅広い世代に支持されており、男女問わず楽しめるスポーツとして知られています。
特に最近では、プロ選手が参加する世界ランキングを競うワールドツアーが注目を集めており、2028年のロサンゼルスオリンピックでも正式競技として採用されたことで話題となりました。
日本においては、1971年にスカッシュの競技団体が設立されて以来、愛好者が増え続けています。国内の競技人口は約10万人、さらに30万人以上がスカッシュを楽しむとされ、少しずつ認知が広がっています。
スカッシュは、四方を壁に囲まれた専用のコートの中でプレイヤーが交互にボールを打ち合い、相手プレーヤーのボールをノーバウンド、またはワンバウンドで打ち返すことが求められます。
自分が打つボールは必ず正面の「フロントウォール」に当てる必要がありますが、フロントウォールに当てたあとであれば、それ以外の壁も利用可能です。
得点はラリーポイント制を採用しており、1ゲーム11点で構成されます。3ゲームまたは5ゲーム制で競技が行われるため、短時間でも集中して楽しむことができます。
また、スカッシュにおいて得点が発生する状況は以下の通りです。
- ボールが床で2回以上バウンドした場合
- ボールがコートのラインを越えてアウトになった場合
- 相手選手の妨害行為により正当なプレーが阻害されたと判断された場合
スカッシュは、社会人や初心者にも始めやすいスポーツです。ここでは、その魅力をいくつかご紹介します。
スカッシュは短時間で多くのカロリーを消費できるスポーツです。1時間のプレイで700kcal前後を消費できるため、1時間のプレイで、一般の方でも700kcal前後、プロ選手の場合は1500kcal前後を消費できるため、健康志向の方にも最適な競技です。
インドアスポーツであるスカッシュは、季節や天候に影響を受けません。快適な室内環境で、いつでも運動を楽しめる点が魅力です。紫外線が気になる方はもちろん、花粉症や黄砂に悩まされている方でも安心してプレーできます。
スカッシュのコートは、商業施設やフィットネスクラブなどに併設されています。駅近で夜遅くまで営業している施設も多いため、忙しい社会人の方でもすき間時間を活用して練習できます。
さらに、スカッシュは必要な道具や持ち物が少ない点も大きな魅力です。ラケットとウェア、シューズさえあれば誰でも気軽に始められます。レンタルを利用できる施設であれば、仕事帰りにそのまま練習に立ち寄ることもできるでしょう。
スカッシュのルールや歴史などの基本知識や魅力を詳しく解説しました。テニスと似たようなスポーツというイメージをお持ちの方も多いスカッシュですが、初心者の方でも気軽に挑戦できるスポーツです。球技や運動が苦手な方でも、ボールを打つ爽快感や壁に当たる音などを楽しみながら誰でも気軽にカロリー消費ができます。
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