廃競馬場巡り①~高崎競馬場

高崎競馬場は2004年まで競馬が行われていた。


経営不振を理由に廃止になったわけだが、その幕切れはあまりに悲しいものだった。


2004年12月31日、この日で終わる高崎競馬場には雪が降っており、最終のメイン競走高崎大賞典を待たずに降雪により8レースまでで中止になってしまった。


それから11年、高崎競馬場は今なお当時の姿をほとんど残している。



現在はBAOO高崎となり、地方競馬の馬券を発売する施設になっている。



かつてパドックがあったと思われる場所。つい最近まではパドック掲示板の建物があったらしいのだが、既に取り壊されていた。



着順掲示板はシャッターが閉じられているが、まだそのまま残されている。



スタンドも当時のまま残されている。




スタンドから場内を見下ろす。馬場は現在は砂利が敷き詰められ、馬場内は駐車場と運動公園になっている。





スタンド内はまだ一部入ることができる。特別観覧席の売り場も残っていたが、もしかしたらウインズ高崎時代のものか?


さて、高崎競馬場はコース内を自由に入ることができる。この日もランニングしてる人がいました。かつての優駿たちの戦いに思いを馳せ、コースを歩いてみることにした。



ゴール板はミラー部分にカバーがかけられているものの、姿はそのまま残っている。



ゴール近くには川が流れている。



1コーナー。



2コーナー。



2コーナーからスタンドを臨む。



向こう正面。



向こう正面からスタンドを臨む。



3コーナー。



3コーナーからスタンドを臨む。



3コーナー付近には待避所があり、こちらも残っていた。



4コーナー。



最後の直線。高崎の直線は地方競馬としては長い方で300メートルあった。



直線の脇にはタンクローリーが停まっており、高崎けいばの文字が書かれていた。当時のものなのだろう。


このように今すぐにでも競馬が行われそうな姿をしている元高崎競馬場。しかしここで競馬が行われることはもう二度とない。というか、この先競馬場が増えたり復活することはもうないだろう。


地方競馬に課せられた課題は、この先いかに現存の競馬場を生き残らせていけるかということに尽きる。


今後今ある競馬場を廃競馬場巡りという形で訪れるということがありませんように…。しかしそれもみんなギリギリの経営が続いているわけだが。




さて、現在はBAOO高崎となって地方競馬の馬券が買える。せっかくなので浦和、名古屋、園田のそれぞれの第1レースを買ってみた。


結果は大惨敗(苦笑)


ちなみに嫁は完全に出目だけで名古屋のワイドを一点で(しかも2千円ついた)的中させていました(^_^;)


またいつか、今度はBAOO高崎に勝負に来てみたいですね。























































































































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