フィレンツェのスタジアム。

第2回ワールドカップにあわせて建設されたスタジアム。設計はピエルルイジ・ネルビ。彼はボローニャのあの荘厳なスタジアムの設計者でもあったはずです。アルテミオ・フランキは当時としては最新のメインスタンドに架かる「柱のない屋根」が歴史的に有名ですね。そういえば現千葉監督のオシムをPK嫌いにさせた90年W杯ユーゴスラビア×アルゼンチンもココでした。当時はゴール裏に飾ってあった植木の花がなぜか印象的。フィレンツェを裏切ったバッジョがここでPKを拒否したこともありました(ミランに入ってからは裏切り者!コールの中冷静に蹴ってましたが・・・)。本当にもう、いろんなことがこのスタジアムを包み込んできました。そしてこれからも。

 

フィレンツェSMN駅やドゥオーモ前からは17Aか17Bのバスで20分ほど。そのお隣のCampo di Marte駅からはホーム東端から出られる跨線橋を渡って徒歩5分程度。ゲームのある日は鮮やかな紫色のマフラーを巻いたファンがいっぱいいるので着いて行けば間違いありません。ちなみにこの17系のバスの終点ひとつ手前まで乗ると、アズーリのコヴェルチャーノ練習場に着きます。(ここのカルチョ博物館はオススメです)

 

2層式ですが、1層目はもともと陸上トラックだったところに客席を付けただけなので傾斜は最悪。上層スタンドはわりと観やすいです。

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