☆準優勝校放浪記~近江高校~


滋賀県の東北部、近江盆地の東部に位置し、日本最大の湖である琵琶湖と鈴鹿山系に囲まれた豊かな自然に恵まれ、江戸時代に彦根藩35万石の城下町として本格的な歩みを始め、現在に至るまで歴史的、文化的な風情を色濃くとどめるとともに、中世から近世にかけての貴重な歴史遺産が今なお数多く存在している彦根市に、近江高校があります。



近江高校は、1938年(昭和13年)に近江實修工業学校として創設され、スクールカラーは琵琶湖のブルーである。
野球部は1957年(昭和32年)に創部された。
夏の予選も1957(昭和32年)に初参加し、滋賀県内では八幡商、比叡山、滋賀師範、彦根東、膳所、水口、八日市、大津商、虎姫、長浜北星、彦根商、八日市南、彦根工、瀬田工、高島、草津、長浜農、伊香、愛知、日野、彦根西、長浜北に次いでの参加となった。
私学に限って言えば、第1回夏の予選に参加した叡山に次いで滋賀県で二番目の参加となる。その後、私学に限って言えば、近江兄弟社、光泉、綾羽、滋賀学園、滋賀短大付属、彦根総合と続く。
初となる夏の予選は、日野に 0-10 と大敗を喫し厳しい船出であった。
夏の予選初勝利は、1960年(昭和35年)第42回夏の大会予選で、長浜西を 4-3 で破っての勝利であった。
その翌年は、滋賀予選決勝に進出し長浜北を 3-2 で破り、京都代表と甲子園を駆けて争ったが、山城に 2-3 と惜敗し、初の甲子園を逃した。
初の甲子園は、1981年(昭和56年)の第63回夏の大会であった。八日市、大津商、能登川、日野、そして、比叡山を破っての初の切符であった。
甲子園でも鶴商学園を 4-3 で破り、甲子園初出場で初勝利を飾った。
今年の夏の予選を含めた通算成績は128勝46敗、優勝11回、準優勝5回と滋賀を代表する強豪校となった。



近江高校といえば、2001年(平成13年)第83回夏の全国大会で、ブルー旋風を巻き起こし見事に準優勝を成し遂げた。
この準優勝は、滋賀県勢として甲子園春夏通じて初の決勝進出であり、春夏通じての最高成績でもある。





以上です。

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