ファジ岡山 勝ち点1を痛み分け


日付が変わった頃に、まるで季節外れの台風が上陸したのでないかと思わせる程の強風と


雷が鳴り響き、あと数十時間後に試合が無事に行われるのだろうかと不安になりながら


寝床についた試合当日。


朝9時過ぎに目覚め、窓を開けたら風が吹きこんでくるものの雨は降っておらず、試合には影響なさそうな天候にほっと肩をなで下ろした。


13時過ぎ、いつも通り自転車でスタジアムへ向かう。


向かい風に苦戦するも14時前に到着。


スタジアム周辺で時間を潰し、15時過ぎ、Fゲートより入場し、バックスタンドA席 ゲート9の下段中央付近に着席。


薄雲の間から日差しが射すものの、強い風が吹き、気温12度にもかかわらず、非常に肌寒く感じられた。


 


今節の対戦相手は、昨季1勝1敗1分、トータル得点も5−5と全くの互角の戦いをしたロアッソ熊本さん。


 


その熊本のキックオフで前半開始。


前節と同様、開始早々にFKを与えた岡山。GK真子のパンチングで逃れ、続いたCKも何とか凌いで、ほっとするファジサポ面々。


それでも熊本の時間が続いたが、放たれたシュートは何度かGKの正面に飛び、失点することなく序盤を凌ぐと、風上の岡山がロングボールをトップに放り込むなどし、徐々に攻め込めるようになった。


が、バイタルエリアまでは侵入するも、そこからの工夫、積極性、強引さが無くシュートまで持って行けない岡山。


惜しいシーンは、こぼれたボールを中央に走り込んで打った右SB澤口のミドルシュートがバーを叩いて地面にバウンドしたシーンぐらいかっ。


熊本は、岡山より多くのシュートを放っていたと思うが決められず、スコアレスで前半折り返し。


 


後半、太陽がメインスタンドの陰に隠れ、ピッチ全体が日陰になり、一段と冷えてきて、折角オセユニ着ているのに上着を羽織ってしまった軟弱なオレ。


風上となった熊本が攻撃に人数と速さをかけてきて、中盤でボールが奪えず、熊本の時間帯が続いた。


その状況を打破しようと先に動いたのは岡山。


後半16分、右MF新中に代え、リハビリ明け今季初ピッチとなるFW喜山を投入。


大声援で迎えられ、攻撃にリズムが生まれ出した岡山だが、ゴールを脅かすには至らない。


この試合、1番沸いたのは、36分頃、喜山が中央まで持ち込み、左サイドのMF小林、DF田所とつなぎ、中央へクロスを入れ、西野のヘディングシュートがサイドネットを揺らしたシーン。


流れるような攻撃は、これ以外、ほとんど観られず。


両者、交代カードを使い切るも、流れを変える選手は見当たらず、ロスタイムに入り、岡山は後方からロングボールを蹴り込む回数が増えるも風で押し戻されることが多く不発に終わり、このままお互い決め手なく試合終了。


 


こういったどっち付かずの展開だからこそ、どんな形であれ、勝たなければいけない試合だったのかも。


 


3節が終わり、流れからの失点が無い守備陣は今後も期待が持てそうだが、攻撃陣はつなぐことばかり意識し、シュートの意識が昨年以上に薄れているような気がする。


 


東京ヴェルディからの期限付き移籍で3年間プレーし今季、完全移籍を果たした喜山にかかる期待は大きい。



先発の布陣は、前節と全く同じメンバーで4−2−3−1にまた戻ったみたい。


だが、開幕戦と前線の配置が換わり、トップ下に小寺、左やや前めに岸田。


この配置換えでトップのFW西野が落としたボールを拾えるようになったが、その直後の推進力はまだまだって感じ。


 


ファーストタッチで相手を振り切れる速さと技術力を磨いて欲しいな、特に小寺ちゃん。


じゃないとポジション奪われちゃうよ。



う〜ん、思ったより、少ない。


連休で遠出しちゃったのかな・・・。


 


 


次節は、アウェイ札幌戦。


今節だったら、連休を利用して観戦出来たのにぃ〜。


なかなか札幌には行けそうにありませんね(涙)


 


P.S.題名は、試合後のファジ影山監督のコメントを引用させて貰いました。

















































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