気仙沼からの声 その6

(気仙沼からの声)-----(6)

 ●情報・・・言葉

  言葉は発する側と、受け取る側に共通された経験や、価値観などがなければ

  その意味が大きく食い違う。

  東日本大震災以降、被災地や被災者は、他の人々が想像も難しいような

  経験をし、その価値観も以前と同じではなくなった。

  被災した私達の言葉は、被災していない人々にはうまく伝わらない。

  また逆もしかりである。

  改めて、お互いが、お互いを知る努力が必要である。

  どちらか一方が努力するのではない。

  お互いが分かり合おうとすることが必要だ。

  そうしなければ、私達は共通の言葉を失うことになってしまう。

   

 

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