2013.6.16. 今だに中井大介粛清事件のショックが大きい我々を尻目にチームは交流戦最終を勝利で飾った。内海100勝おめでとう。でも中井の名は2軍にもなく3軍に落とされたことが判明した。

  • Miya
    2013年06月17日 05:12 visibility829

◆交流戦 ソフトバンク3―11巨人(16日・ヤフオクドーム) 巨人は打線が爆発して16安打11点の固め打ち。先発・内海は10安打を浴びながらも115球、3失点に抑えて今季初完投勝利を飾り、5回目の挑戦でプロ野球131人目の通算100勝(今季5勝目)に到達。交流戦最終戦を快勝で締めくくった。巨人の今季の交流戦成績は13勝10敗1分け。

 

 

 

 

事件の真相は「村田懲罰初回交代事件」に糸口が垣間見れる。

「これ見よがし」な、わかりやすいデモンストレーションは何が目的なのか。

村田の戦力としての欠陥はもはやここに来て、より一層明らかになっている。

得点圏打率の低さは致命的で、それは獲得する前から指摘されていた。

それがゆえ当時補強の責任者であったキヨタケは断固として獲得しなかった。

しかし、キヨタケが放逐された後、原は周囲の反対を押し切り、まんまと手に入れた。

村田を呼んだのは、誰から見ても「ハラタツノリ」その人なのである。

ここで村田の無能を認めることは自らの非を認めることになってしまう。

何とか打ってもらうしかない。どんな不振でも先発で起用し続けることになる。

そこでその「不公平感」に対するデモンストレーションが「初回のミスに対して即交代」という懲罰。つまり「俺は依怙贔屓してないよ。こんなに厳しいことをやっているよ」というアピール。

実際はそれほど依怙贔屓をしている裏返しの証明だった。

 

 

一方、何も罪のない中井大介はここにきてようやく本領を発揮しつつあり、その打撃力は誰しも認めざる得ないところまでの活躍を見せ始めていた。

中井は二塁というレギュラーのいないポジション争いに参戦する権利を得たが、先発で起用するとどうしても同じ内野手で定位置を確保している村田と見比べられてしまう。

「村田のところに中井を入れればいいんじゃないの?」

「二塁は立岡でもいいし」

しかも最近は小笠原が息を吹き返しつつあり、統一球が変化していることが公表された

今、その復活は説得力を持って、現実のものになってきている。

もともと村田は統一球導入で「突然死してしまった」小笠原の代替を担って入団した経緯があった。

こうなると、いよいよ村田の存在はヤバい。ヤバいというのは、村田の不振=ハラタツノリの責任であるからだ。

ここで村田が怪我でもしてくれれば危機は回避されたが、この彼氏、残念ながら体は頑丈らしい。

ハラタツノリは中井の活躍を外交的には喜びつつも内面では困惑していた。

 

 

そこに「練習遅刻」である。

飛びついた。これしかない。

この男、わかりやすいデモンストレーションが得意だ。

しかも、実際は自分が中井の首を刎ねたくせに、小賢しくここで自分がやった形にしてはまずいと思った。

そこで川相ヘッドコーチを呼んだ。

「この処置はお前に任せる」

川相ヘッドは驚いたに違いない。

チームは中井という若手を育てないといけない。機会を与えてようやく目が出つつあった。

多少の、いや、大きなミスがあっても我慢して起用し、何とか物にすべき時期だった。

しかし、プロフェッショナルである川相はヘッドコーチの役割を理解している。

そして若手起用に進言をしてきた自分にハラタツノリが何を求めているかはわかっている。

その指揮官でさえもレギュラー村田がエラーと三振をしただけで初回交代させてしまうのだから、中井に対してはもっと厳重な懲罰を自らの手で与えざる得ないのだ。

昨年まで2軍監督として成長を見守ってきた中井を抹殺する。

それは断腸の思いだったに違いない。

「泣いて馬謖を斬る」

哀れ中井は2軍はおろか一気に3軍にまで落とされた。

川相ヘッドはこの理不尽な上司の仕打ちに口惜し涙にむせびながらも、中井の屍にあえて鞭をふるい、「ここはまともじゃないんだ、だからおまえはまともじゃない結果を残すしかないんだ!」と心の中で叱咤激励したことだと思う。

 

 

「僕は不倫しました。で、ヤクザにばらすぞと脅かされちゃったんで怖くて一億円払いました」

こんなことを日本全国の国民に公表し、自分の下半身を見られても平気な顔をしてプロ野球の監督の座に居座り続ける伝統のある巨人の大監督。

確かにまともじゃない。

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