2014年10月のフェニックスシリーズの個人的月間MVP(巨人)と来季における昇格の可能性.

2014年10月6日~27日に開催された宮崎フェニックスリーグ(秋季教育リーグ)の巨人(主に2軍)の個人的月間MVPです.ポイントの付け方については,5/3の日記を参照して下さい. フェニックスリーグの試合数は15試合でチーム成績:5勝9敗1分でした.序盤は五分の成績だったのですが,後半に入って,またも貧打地獄に陥り,大きく負け越して終わってしまいました.来季の内田2軍打撃コーチに期待です.


ポイント上位者
・先発投手
 平良(19才,3試合3ポイント)・田口(19才,3試合2ポイント)・松本竜(21才,3試合2ポイント)・宮國(22才,2試合1ポイント)・今村(20才,2試合1ポイント)といった若手中心で主に先発を回しました.
 平良は3試合の先発すべてで結果を出しました.教育リーグとはいえ,巨人が高卒のドラ5の選手にこれだけ先発のチャンスを与えるというのは破格ですが,平良はその起用に応えました.田口・松本竜も結果を出したので,この3人の来季は楽しみです.他方,宮國・今村は,2試合の内,1試合では結果をだしたものの,もう1試合ではかなり打ち込まれたので,この「波」をなくすことが課題でしょう.

先発投手MVP:平良
 
・リリーフ投手
 右投手では,メンドーサ(20才,6試合5ポイント)・成瀬(22才,育成,3試合3ポイント)・土田(24才,5試合4ポイント)が主に使われていて,結果を出しました.メンドーサは来季の1軍の勝ちパターンリリーフに,成瀬は育成から支配下登録への期待が高まります.
 左投手では,高木京(25才,2試合2ポイント)・公文(22才,3試合1ポイント)が主に使われてました.公文は来季の1軍昇格をアピールすることは出来ませんでした.

 リリーフ投手MVP:メンドーサ


・捕手
 鬼屋敷(23才)が9試合に捕手として出場して12ポイント,河野(23才)が6試合で9ポイント.終盤,鬼屋敷が1軍に昇格したことから分かるように,鬼屋敷>河野ということになったようです.来年は阿部が1塁に専念するので,2人にとってはチャンスです.とにかく,早く,實松か加藤を抜かさなくてはなりません.

 捕手MVP:鬼屋敷


・野手
 上述のように,フェニックスリーグでも貧打だったので野手はしょぼいです.立岡(23ポイント)・藤村(20ポイント)の1・2番をかなり試していたのは意図が感じられて良かったように思います.隠善も20ポイントでそれなりの結果を出しました.ほぼ,同様の立場だった加治前が戦力外になる一方,隠善はかろうじて巨人に残りました.来年1年が,隠善にとって最後の勝負だと思います.

野手MVP:立岡

*来季の可能性について(秋季キャンプを無難にこなすことを前提として)
 投手では,平良・田口・松本竜・宮國・今村・メンドーサ・成瀬が,来年春の1軍キャンプに呼ばれる可能性が高いと思います.紅白戦等で結果をだせれば,オープン戦から開幕1軍への道筋が開けてきます.
 野手では,大田・橋本を別格とすると,内田打撃コーチに鍛え直してもらうことを前提に,立岡・藤村・中井に可能性があるように思います.
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