イースタン 日ハム4-0巨人 くそ暑い中で寒い試合を見てきました.(6/22,228,659,野球6,総合14)

幸か不幸か,予定していた仕事が流れたので急遽休みを取って,鎌ヶ谷球場でのイースタンの日ハム-巨人戦を見てきました.快晴でものすごく暑かったですが,巨人ファンにとっては,大変「寒い」内容の試合でした.

巨人のスタメンは,
1(セカンド)脇谷,2(レフト)松本,3(センター)大田,4(サード)中井,5(ファースト)田中大,6(ライト)橋本,7(DH)隠善,8(キャッチャー)河野,9(ショート)寺内で先発は小山でした.
 
 見てわかるように,1軍から脇谷・松本・寺内と2軍降格候補が参加し,2軍からは,大田・中井・田中大・橋本・小山と1軍昇格候補が並びました.要は,当落線上の選手を比較しようという意図だったと思います.

 結果は・・,日ハムの糸数・大塚・林投手に抑えられて,打撃は2安打2四球に抑えられて完封負けでした.2安打はいずれも単打であり,チャンスらしいチャンスは,4回表の一死二塁だけでした.そのチャンスも大田が三振,中井が詰まったセカンドライナーでつぶしました.

 打者9人中8人の左打者を並べた日ハム打線相手に,先発の小山は5回を0失点でしたが,5安打(全部単打)と2四球を与え,毎回のようにピンチを迎えました.結果として0点に抑えたことを評価するのか,内容が悪かったことを気にするのか微妙なところです.ただ,小山がランナーをためても大きく崩れないのは,困ったときでもストレートに「逃げない」ことのように思いました.カウントが悪くなっても,直前に変化球(フォークやスライダー)でワイルドピッチをしても,次の球で変化球を投げてきます.それから,左打者に対して,丹念にインコースをついていました(死球も2つありました).それが,ピンチの場面でも打者に球を絞りにくくして長打と失点を防いだ理由だと思います.ご存知のように,統一球になったので,打者が球を絞り込んで強振しない限り長打は難しいからです.

 対照的だったのは,2番手の星野で,威力のあるストレートで6回の1イニングは3者凡退(2三振)でリズムよく終わらせたのですが,2イニング目の7回にポテンヒットを足がかりに二死二塁とされたあと,次打者にストレート系の球を強振されて三塁打を打たれ先制点を許しました.星野の場合は,ストレートに自信がある分(変化球が見劣りする分),打者にとっては,球を絞りやすくそれが長打につながったように思います.

 内容か結果かということでしょうが,統一球ということを考えると,小山>星野なのでしょうね.

 星野の後に林を挟んで上野が投げました.8回の1イニングで簡単に二死をとったあと,ヒットと死球で1・2塁とされ,次の左打者(大平選手)に3点本塁打を浴びました.最近の上野は,2軍で抑えでがんばっていたのですが,これでまた1軍が遠のくでしょう.

 昇格については,小山についてはとりあえず保留というところでしょうか.日程の関係で「先発6番手」は7月3日の中日戦まで昇格を延ばすことができるからです.他の先発の結果と比較されることになるでしょう.ただ,ライバルである小野は,21日に同じ日ハム戦に先発して3回1/3を6失点と打ち込まれましたから,小山がリードしたことは事実だと思います.

 2軍降格候補の3人について書くと,脇谷は無安打だったものの,守備で好プレーを連発していました.松本はクリーンヒットを一本打ち,寺内は無安打でしたが,当たりは悪くなかったです.ということで,余り差はありませんでした.・・・しかし,よく考えてみたら1軍は24日から甲子園で試合のはずですから,22日の時点で東京のG球場にいるということは,この3人の降格は決定しているのかもしれません.

 

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