巨人戦力外予想(野手編)(8/17,238,843,野球3,総合5)

投手編に続いて野手編です。捕手については、星がトレードされたので、戦力外はないとみます。

候補者:6名

内野手
右打者

ライアル(28)、フィールズ(28)
 小笠原の後釜候補として獲得したが、共に打率2割程度、出塁率2割5分弱、長
打率も2割5分程度と期待を裏切っている。外国人打者なのに長打がない
というのは致命的。ただ、フィールズについては、ライアルよりは長打が
ありそうで選球眼もよさそうな雰囲気はある。今後,イースタンでの結果に
よっては,またチャンスが与えられると思うのでその結果次第では
どちらかに残留の可能性も出てくる。

仲澤(24)
 走攻守どれもが中途半端で魅力が少ない。二軍で大した成績もおさめていない
 が,なぜか,時々1軍に抜擢される不思議な選手。右の内野手としては,
 中井(22)や山本(25)に抜かされているし,狙っていたであろうセカンドも
 藤村(22)で埋まった。大卒3年目でこの状況なら,通常なら戦力外となるは
 ず。今季オフに残ったとすれば「仲澤マジック」という所だろう。

左打者
円谷(27)
 守備はうまく1軍レベルにはあるが時々ポカをする。足はあまり速くはない。
 打撃は時々長打を飛ばすが確実性に欠ける・・という具合で,仲澤より
 ましだが中途半端。今年も交流戦でサヨナラヒットを打ったが,その後は活躍
 できずに二軍落ち。2006年に坂本・寺内とともに入ってきた「遊撃トリオ」の
 一人でもう5年目。同期の二人には水をあけられ,二軍でも育成上がりの福元
(28)の方が使われている。ただ,横浜高校-青学という毛並みのよさが原監督
 に好かれている節はある。この人も残れば「円谷マジック」という所。

外野手

 矢野(31)
  今年は久々の開幕1軍入り。スタメンのチャンスもあり,32試合74打席与え
 られたが,打率:235,出塁率:264,長打率:294で7月3日に2軍落ち。率直に
 言って谷の成績と差はなかったが,原監督の「谷愛」が勝った感じ。右の代打
 枠として,高橋信(33)や大村(35)も入ってきたので出番はなさそう。二岡
 事件に連座して以降,目に見えないハンディキャップを負わされている感じが
する。走攻守に一定のレベルに達しているし,プレーに華がある選手なので
 トレードでの引き取り球団はあると思う。好きな選手だが,外に出してやった
 方がよいだろう。

 谷(38)
  時々ヒットは打つが,55試合92打席与えられて,打率:236,出塁率:250,
  長打率:303に加え,得点圏打率:111では右の代打としては使えないだろう。
  絵に描いたようなきれいな「回転打法」であり,原監督が惚れ込むのもわか
  るが,結果を見る限り「右の代打」にする理由がない。独特の「読み」が
  有名だが,最近は,狙った球が来ても打てていない印象を受ける。年齢も38
  才だし,同キャラの大村(35)も入ってきたので戦力外にするのが妥当と考える。
  残るとすれば,理由は原監督の「谷愛」のみ。

微妙だが残留すると思われる選手:2名

外野手
右打者
 加治前(26)
  プロ初打席でサヨナラ本塁打を放ったとしてプロ野球史に残る男。
 原監督にとって,東海大の後輩であり,2軍でも安定した成績を残している
 (296打席,打率:268,出塁率:339,長打率:405)。また,イースタンの試
合を見た方はわかると思うが,1打席1打席,本当に丁寧に打っている様子がうかがえて
 好感が持てる。それにも関わらず
 ほとんどチャンスを与えてもらえない。プレーが泥臭いのが気に入らない
 のか,打ち方が気に入らないのか,原監督の「愛」の基準は不可解である。
  しかし,26才と若いし,長打力もあるので,(おなじキャラの)
 矢野か谷の放出(戦力外)を前提に残留と見る。

 左打者
  隠善(27)
   イースタンで安定した成績(268打席,打率:316,出塁率:347,長打率
 :398)を残しているのに加治前同様チャンスをほとんどもらえない。
 原監督の,松本愛や亀井愛のとばっちりを受けている感じ。
 ただ,ある程度長打の打てる左打ち外野手の若手が少ない事を考慮
 すると残留と思われる。
 

全体としてスラッガータイプの若手野手が少ない。大村とか高橋信といった
ベテランスラッガーを取るのもよいけれど,ソフトバンクの江川(25)とか,
日ハムの鵜久森(24),中日の堂上剛(26)あたりを,トレードで獲得にいくよ
うな発想があってもよいように思う。

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