高木勇・戸根(2/22オープン戦:巨人-楽天より)

概要

高木勇:1回3者凡退1三振、紅白戦より数段良かった。
 直球が140キロ前半、スライダー(カットボール)が120-125キロ、フォークが125キロ前後。まん中低めを狙うフォークがインコースに抜けることが多かったが、それ以外は非常に良かった。直球・スライダー(カット)ともにキレがよく、コントロールも良かった。変化球ではスライダー(カット)に自信があるようで、カウント球にも決め球にも使っていた。投げ方はインステップでスリークォーター気味に投げるので右打者は打ちにくいだろう。右打者のインコースを積極的に攻めていた。

戸根:1回3者凡退。紅白戦に引き続いて良かった。
 直球が140キロ前後、スライダーが120-125キロ、カーブが110キロ前後。(左右の違いはあるが)この投手もインステップでスリークォーターから投げるので左打者が打ちにくい。加えて、通常の投手より投げるタイミングが少し早く、ランナーがいないときもフォームを変えて来るので、タイミングが非常に取りづらい投手である。直球とスライダー主体だが、粘られるとカーブでうまくタイミングを外してくる。クイックも速く制球も安定しているので、左リリーフとしてはかなり安心感がある。

解説の水野さんも言っていたが、22日のオープン戦を見る限りでは、高木勇・戸根>マイコラス・ポレダであった。

打者との対戦結果は以下の通り。

7回表
P:高木勇 捕手:小林

ウィーラー(右):2-2からインコースのフォークを空振り三振。
藤田→三好(右):3-2からスライダーを打ってサードゴロ。
嶋(右):1-2から外角直球を1塁ゴロ。

8回表
P:戸根 捕手:小林

阿部(左):1-2から内角直球をショートフライ。
聖沢(左):1-2からカーブをショートゴロ。
福田(右):3-2から外角直球を打ってセンターフライ。

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