中井・アンダーソン・セペダ・高橋由・松本哲・横川からアンダーソン・横川が落ちる理由。

今朝の日記の続きです。

もう一度問題を確認すると,下記の14名から2名を2軍に落とすとすれば誰かということです。

内野:6
レギュラー:ロペス・片岡・村田・坂本
控え:井端・中井
外野:8
レギュラー:長野・亀井・アンダーソン
控え:鈴木・セペダ・高橋由・松本哲・横川

 レギュラーとして結果も出している片岡・村田・坂本・長野・亀井の5人はまず除外。本塁打・打点でチーム2冠で1塁守備も良いロペス,内野の万能控えの井端,代走の切り札の鈴木の3人も除外すると残りは,中井・アンダーソン・セペダ・高橋由・松本哲・横川の6人。この6人から2人落とすことになる。

 6人の中で右の強打者は中井と(右打ちの時の)セペダ。ただし,右打者としては,現時点で中井>セペダで,守備・走塁も中井>セペダなので中井を除外。残り5人の中で外野をきちんと守れる選手は松本哲1人なので松本哲も除外。

 残ったのは,アンダーソン・セペダ・高橋由・横川の4人。いずれも外野手で守備に不安があって,4人とも左打ち(セペダは両打ちだが左打席の方が評価が高い)。同じ特徴の4選手なので,ここから2人削るというのは,ここまでの経緯を抜きにしても妥当と考えられる。4人の6月の成績を見てみる。

 以下は,打数/安打/本塁打/打点/四死球-打率/出塁率/長打率/OPSで数字を並べている。

セペダ     30/6/2/5/9-200/385/467/851
アンダーソン  45/6/0/0/0-133/133/133/267

高橋由     11/3/0/1/2-273/385/455/839
横川        9/2/0/4/0-222/222/333/556

 打数から見て,セペダとアンダーソンが主にスタメンで使われ,高橋由と横川が代打で使われていることが分かる。それぞれのペアの成績を比較すると,セペダ>アンダーソン,高橋由>横川であることがわかる。セペダも打率の低さを酷評されているが,選球眼が良くて四球を選んでいることに加え,長打が出るので出塁率・長打率が高く,結果として(両者を加えた)OPSの数値も良い。それは,高橋由にも言えることである。ちなみに,チームの平均の出塁率/長打率/OPS=336/400/737で,セペダと高橋由はそれを上回るのに対し,アンダーソンも横川もそれ以下である。

以上から,4人の内,落ちるのはアンダーソン・横川が妥当ということになる。



*1軍レベルの野手において、打撃で一番大切なのは、選球眼だなと改めて感じた。

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