関口一行氏講演会(竜ヶ崎一高)

 

稲敷市市制施行20周年記念特別展で元竜ヶ崎一高の関口一行氏の講演会が有ったので、稲敷市あづま生涯学習センターまで小雨降る中車を走らせた。

 

午後1時30分

大ホールで360名を集めて開催された。

 

関口一行氏御存知であろうか?

第57回大会全国高校野球選手権大会茨城県大会で54イニング無失点記録で勝ち上がり甲子園へ出場した茨城県の古豪竜ヶ崎一高のエースで四番打者で主将で有る。

 

茨城県大会54イニング無失点記録と言うのは6試合を全て一人で完封したということになる。

茨城県では今でも破られていない大記録で有る。

 

ただ甲子園では先発出来なかった。

何故か?。

決勝戦の取手二高戦で犠牲フライでホームインした時に、背中から転倒して肋骨を骨折したのだ。

 

その時は分からなかったらしいが、優勝が決定してから痛みが襲ってきたようだ。甲子園大会まで色々手を尽くしたが治らなかった。

 

甲子園の初戦は静岡県代表の浜松商業。

先発は控えの上竹投手が投げた。5回まで好投して1-1の同点。

6回に上竹が捕まった。

 

急遽関口がライトから救援に走ったが、関口も捕まり浜松商業に5点のビッグイニングを作られ、ゲームの大勢が決まってしまったのだ。何故取手二高戦でホームへスライディングしなかったのか?、スライディングしていれば何事もなく、浜松商業に勝利出来たかも知れないのにと悔やんでしまう。

 

また関口氏は講演の中で

当時の故菅原監督、そして持丸コーチの厳しい指導、また菅原監督の自宅に下宿させてもらって身の回りの世話をしてくれた菅原監督の奥様には感謝の念が耐えないと言っていた。

 

今回の講演を聞いて何が一番感じたか?と言うと。

人への感謝の念

どうしても甲子園へ行くんだ!という強い信念ではなかったか?と思う。

 

当時は菅原監督が指揮官ならば持丸コーチは鬼軍曹。

茨城県にも赤鬼、青鬼コンビニは居たのだ!。

竜ヶ崎一高は伝統的に投手中心の守備のチーム、徹底的に鍛えられ今では完全にアウトな理不尽な事も多々あったとか?

けど、そんなは甲子園と天秤に掛けたら我慢出来たのだ。

 

関口氏はその後は早稲田大学、住金鹿島で野球をやり、住金鹿島では監督も務められた。そして鹿島アントラーズFC取締役アドミニストレーションダイレクターとなり、2022年4月鹿島アントラーズFCを退社して現在に至っている。

 

現在は

2025年1月より早稲田大学野球部稲門倶楽部会長を務められている。

 

関口一行氏

どんな方なのかなぁ?と思っていたが、

非常に実直な方と言うのが第一印象で有った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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