2点差を追う8回1死1・2塁の攻防。

問題のシーン。
・捕手は屈指の強肩
・打者は左打者
・2点差で負けてる8回裏
・2塁ランナーはそれほど足が速くない
・打者は4番
この状況でダブルスチールを「やってもいい。任せる。」なんていうサインがあるか?
ボーンヘッドの内川だけが悪いのではなく、選手任せの采配がいかんのだよ。
「あいつのことだからわかってるだろう。」っていう楽観した考え方がいかんのだよ。
しかも、ここで4番に任せないという采配の妙。
監督自身が『4番はA』と指名したんだろうが。

この試合に負けて「なんで負けたんだ?」と思った人は大きな勘違いをしている部分があると思われる。
まず、第一次第二次予選を通して勝ってきたのは采配や作戦で勝ったのではなく、
選手個々の調子次第で勝ってきたんだという事を。
いや、もしかすると第一回大会の時も、第二回大会の時も、そうだったのかもしれない。

大会総評。
まず、監督の選考がイマイチ。
3連覇中の日本代表を率いるのは、ある意味火中の栗を拾うが如き行為だが、
それだけにもっと野球に精通した人間が監督をするべき。
(試合後の監督を聴いてもまるで解説者のコメントであった。)

選手の選考も。
(選んだ巨人の選手が役立たずであったわ。)
センターライン(捕・阿部-遊・坂本-中・長野)を巨人で占めたが機能しなかった。
特に3人の打撃は東京ドームでしか結果を出せなかったといってもいい。

鳥谷・井端・内川は活躍した方だと思う。
「そんなのがお前の全力なのか?」という阿部みたいなやつもいたわけで。

捕手も阿部以外の捕手が出場すると、失点が増えてしまっており阿部をDHで使う事も出来なかったと推測する。

選手の調子が悪くても試合に勝てる、采配次第で勝てるそんな監督・指導者がいないからだ。
やっぱり、ゲームを支配する捕手出身の監督がもっと増えないといかんな。
現状、12球団中捕手出身の監督は一人だけだ。

ついでに言うと、星野・山本・田淵の世代、木戸・大矢・山倉の世代はあかんのちゃうか?
若菜はなにしとるん?

私は古田・谷繁・矢野に期待します。

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