2年ぶりの社会人野球日本選手権（航空自衛隊千歳ー七十七銀行）

山口遠征レポートを書いていたので遅れましたが、先日大阪ドームにて社会人野球日本選手権も観戦してきました。

東日本大震災の影響で昨年は都市対抗が「東京ドーム→大阪ドーム」、「夏開催→秋開催」に変更されました。

その関係で昨年中止となった日本選手権。2年ぶりの復活大会となりました。

この日は大会3日目。1回戦3試合が行われました。

第一試合は「航空自衛隊千歳ー七十七銀行戦」。なお、「七十七」は「しちじゅうしち」と読み、「ななじゅうなな」ではないそうです。

1塁側：航空自衛隊千歳。初出場です。左2人の服装が凄いですね。

社会人野球をそれほど数多く観戦したわけではありませんが、自衛隊チームの試合を観るのは初めてで新鮮でした。

胸マークは頭文字表記で「JASDF」と入っていました。

↑　Japan  Air  Self-Defense  Force　の略称です。

1塁側応援スタンド。

ちなみにドームに到着した時、応援客は1塁側・3塁側に分かれるのですが、1塁側はほとんどが刈り上げか短髪姿、3塁側はスーツ姿のサラリーマンで、どちらが自衛隊側かすぐわかりました。

3塁側：七十七銀行。宮城・仙台市のチームですね。昨年の都市対抗ではJR東北の森内投手（現：日ハム）の完全試合を観ることが出来て感動しました。

今回の七十七銀行も昨年のJR東北のように被災地代表として頑張って欲しいと思いながら観ていました。

七十七銀行は縦じまユニもありますが、今回はツートンカラーユニを着用していました。

写真が小さくて読めませんが、左胸に「77BANK」とマークが入っています。

試合は七十七銀行の松崎投手（中央学院大卒）が素晴らしいピッチングで千歳を封じ込め、2－0で完封勝ちしました。

歴史の古い都市対抗は安泰ですが、日本選手権の行く末は何とも言えない状況です。一昨年は1回戦が地方分散で行われ、2回戦から大阪ドーム使用となりました。これにより、ドームでの試合期間が僅か6日間と短くなりました。

個人的にこの措置は非常に困っていたのですが、今年は1回戦からドームを使用し、大会は11日間になりました。そのお蔭で今回観戦が実現したわけです。

昨今の厳しい経済状況の中、野球部を休部（廃部）する企業も増えています。そのような状況下ではたして来年以降どんな運営になるのかわかりません。

この日の第三試合に出たパナソニックも会社経営の問題で野球部の存続が不透明です。願わくばこの大会が末永く続いて行ってほしいものです。

第二試合は次回で書かせていただきます。（結果は判明していますが。汗）