今日のテニス

今日…といってももう昨日の話ですが、
院の友達（半数は初心者）と「お遊びテニス」をしてきました。

そのコートはオムニコートだったのですが、
感触はさながらクレーコート。
ボールが高く跳ねる、すぐ止まる、と慣れるのに時間がかかってしまいました。

この一週間、私がつくってきたテニスの「イメージ」は、
もっぱらハードコートを念頭においたものだったの、いっそう修正に時間がかかりました。

慣れるまではフォアもバックもスライス連発です（＝＝；
まぁ初心者と打つ時にはスライスで山なりに返した方がラリーが続くので、
問題はなかったのですが…

初心者とテニスをすると、発見が多々あって、とても面白いです。

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発見その１：「センスと能力」
私なぞはドンくさく、体育でいつも「３」とかもらっていたクチなのですが、
今日の友人たちは違いました。

テニスははじめてにもかかわらず、
上手く脱力してラケットを振り、
ボールはちゃんと真ん中にあたり、
果てはちゃんとダブルスの試合までできました。

試合でも、ポーチボレーは決めるわ、
短いボールにダッシュし相手の前衛と後衛の間をつくショットを決めたりと、
八面六臂の大活躍でした。

はて、私は10年もテニスで何をやっていたのだろう…？（゜□゜　）

聞けば、野球をやっていたとのことで、
ボールとの距離の取り方・近付き方、
ジャストミートする能力の素地は十分にあったようです。

逆にいえば、
私もこれからこれらの能力を気にしつつ練習すれば、
足りない部分を補える可能性が無きにしも非ず、といったところではないでしょうか（弱気）

彼らが何故、上手くテニス出来ていたのか参考にしつつ、
これからの練習を頑張ろうと思いました。

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発見その２：相棒とのコンビネーションの大事さ
発見…というほどのものではないのですが、
初級クラスの友人と組んで、初心者+中上級者のペアと対戦したときに痛感しました。
相手ペアは元々仲が良く、しょっちゅう一緒に遊びに行くなどしており、息がぴったりでした。
それにひきかえこちらは、互いにちょっと遠慮しがちでした。

結果、技術力ではこちらが勝っているはずなのに、惨敗でした。
初心者を狙っても、彼は「つなぐ」ことだけに集中していたのでミスしない。
逆に、初心者を狙おうとするこちらの球を読んで中上級者が攻撃をしかける。
何とか拾っても、ヤワ球しか返せないので初心者に決められる…
全然崩せませんでした…完敗です（；￥；　）

こちらの長所（技術力）を活かした構成にすればよかったのに、
相手の土俵に乗ったまま、無理に戦おうとしたのがそもそもの敗因です。
ダブルスは本当に「コンビネーション」なのだなぁ、と思いました。
こっちのペアはコンビじゃネェッショ？というくだらない冗談を思いついたくらいです。

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発見その３：「基本」
初心者にアドバイス（らしきもの）をする場合、
「最も失敗しづらい方法」をにらみつつ、その人の陥っている状況から脱却する方法を言わなければなりません。
すると当然、「基本」を自分でどれだけ理解し、咀嚼しているかがアドバイスの質を左右することになります。

この点、私はどうしてもフォームに目が行きがちだったのですが、
前述の中上級者はもっぱら「振り方・動かし方」の観点からアドバイスをしていました。
その結果、今日初めてテニスをするにもかかわらず、
初心者でも試合ができるくらいまでになったのです（私はほとんどノータッチ）。

考えてみれば当然なのですが、
初心者が知りたいのは、「どうすればうまくボールを飛ばせるか」であって、
それに対して
「こんな恰好をすればうまく飛ぶよ」などというアドバイスはナンセンスです。
特にラケットが進化して、これときまったフォームなどなくなってしまった現代においては、
フォームについてのアドバイスなどは二の次でした。
そこのところを、私は失念していた気がします。

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発見その４：テニスは誰でも楽しめること
今日のテニスは初心者が半数いるという「お楽しみテニス」でした。
私もスピンを打つことはほとんどなく、コンチで握ったまま、フラット〜スライスでずっと打っていました。
それでも、コートの端から端まで走り、
スライディングをし、砂まみれになりつつ、
ボールを返せたり返せなかったり…ということをやっており、十分に楽しめました。
（返せないボールには本当に凹みましたが…）

振り返ってみると、相手のレベルに合わせてはいるものの、
その中で相手と自分がいかに気持ちよくプレーできるかを探る、という楽しみがありました。
なにも、試合に勝つのがすべてだ！と目を吊り上げる必要などなく、
その場その場に応じてプレーすればよいのだなぁ…と思いました。

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…と綺麗に終わらせようと思ったのですが、
やはり不完全燃焼だったので今週末はちょっと暴れてきます　　三（　■皿■）Ψ