奇跡の勝ちを。(高校野球 東東京大会 江戸川対日大豊山 観戦記)































僕が到着した時は6回途中2対0のまだなんて事ない試合だった。


































観戦する席を決め準備をしていると、後ろから心地よい金属の音が響き渡る。


































センターバックスクリーンへの特大ホームラン。
僕を歓迎するかのような派手な一撃に胸が高なった。



























































そこから試合は目まぐるしく動く始める。


































江戸川が突き放したかと思えば、、、


































日大豊山も粘り強く食らいつく。


























































トドメを刺したかと思えば、、、



























































驚異的な粘りを見せて、、、















































 





まさかまさかの奇跡を起こす。



























































手に汗握る展開に猛暑を忘れ、僕の目は釘づけになった。



























































そして迎えた延長12裏2死2塁、サヨナラのチャンスで打席に入ったのは日大豊山の4番打者稲垣君。
打席に入る直前、緊張を解す為に幾度と無く深く息を吐く姿が僕の胸に響いた。




























そして打席に入った時、立派な男の子の顔になっていた彼を見て僕は確信した。




























”嗚呼、この試合ここで決まるな”って。
そして、、、














































































































































やはり彼は成し遂げた。




























感動で涙がこぼれながらも、勝利の喜びを爆発させる日大豊山ナインに夢中でシャッターを切った。






























































”人が喜んでいる姿は美しいな”と素直に思えた。
それと同時に後ろで頭を抱えながら号泣する江戸川の選手が目に入り、これ程悔しがれる彼の3年間の頑張りにも思いを馳せた。



































喜んでいる姿も悲しんでいる姿もとても羨ましく感じた。






















なぜなら僕にはこんな青春が送れなかったから。






















何年かぶりの東東京大会。
そこには探し追い求めていた野球があった。
僕は今年こういう野球がずっと見たかったんだなぁ。
やっと、、、やっと、、、わかったよ。。。













































以下、大森対日工大駒場戦の写真。








































































































chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。