道

『道』



いろんな道があっていいと思うの。

選択肢があることがだいじなの。



ぼくが行きたいのはこの道で、その道はありそうで実はあんまりなかったの。

だから自分で道をつくろうと思ったの。



じゃなきゃ、こんな面倒くさいこと好きこのんでやらないの。





道はひとりじゃつくれないから、仲間はもちろん欲しいけど、他の道を行きたいひとがいたっていいの。

どれが正解とかないの。



ちょうど横を見たら三車線もあるきれいに舗装された有料高速道路とかがありますよ。





その高速道路が料金が高かったり、自分より速いひとがいるからってこっちの道に来ておいて、

やれ道幅がせまいとか、信号が多いとか、遠回りだとか、行き先が違うとか、

そんなことを言われてもそりゃ知らないよって話なの。





ぼくの選択も、あなたの選択もどちらも正しいはずで、選んだ道が違うだけ。

答えの出ない論争で、人格まで否定しあう必要はないの。



違う道を選んだらお互いがんばればいいし、たまに交差点で出会ったらこんにちは。って挨拶する。



ただ、それだけでいいじゃないの。