最終節はプレーオフを賭けた注目の1戦に…【Fリーグ 第27節】府中 vs 浜松

  • ひろ
    2013年02月01日 13:19 visibility382

長いようで短かったFリーグ2012シーズンもついに最終節。

1/26(土)に、第27節 府中アスレティックFC vs アグレミーナ浜松の試合を観戦してきました。















残念ながらアグレミーナ浜松はすでにリーグ最下位が決定。

しかし消化試合とはならず、

府中、神戸、浦安3チームのプレーオフ争いを賭けた

たいへん注目される一戦となりました!!



プレーオフ争いについて、詳しくはこちらを参照。

http://labola.jp/diary/22298130





この間の浦安戦とはちがって、今回はじゅーぶんに余裕を持って会場に到着!















ほう、ここがフットサルの聖地とも呼ばれる府中市立体育館かっ…(;`・ω・´)



府中の体育館は観客席がちょっと少なく、この日は前売り券が完売。

当日券はわずかにゴール裏チケットが販売されるのみとなりました。



ゴール裏席はホーム側のゴールにしかないのですが、浜松サポーターも何人かは

スタンド席が買えずにゴール裏席で観ることになってしまっていましたね。















いよいよ開場、府中ではアスレファンタジスタのお姉さんと

国体マスコットゆりーとくんがお出迎え( ´ ▽ ` )ノ















物販コーナー。選手フィギュアガチャや山田ラファエルユウゴ選手の100ゴール記念Tシャツ、

そして、PUMA CUP出場のアスレサテチームへの支援募金を募っておりました。



んー、たいへんなのね…σ(^_^;)





リンク先の記事にもまとめましたが、府中にとっては自力プレーオフを決めるために、

浜松にとっては最下位ながらもせめて勝点を二桁に伸ばして意地を見せるために、

お互いに賭ける思いは強い負けられない一戦。



加えて同時キックオフの夢の国方面から、浜松がんばれ!意地見せろ!!

という温かい声援がたくさん聞こえてきましたねー(>∀<)ノ☆





そんな最終戦、結果やいかに!?



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【試合結果】    

府中アスレティックFC 2-1 アグレミーナ浜松(前半 0-1)    

府中得点者:10.山田、10.山田

浜松得点者:16.剣持



公式試合記録

http://www.fleague.jp/stats/record.jsp?gameid=2631

公式フォトギャラリー

http://www.fleague.jp/fanzone/gallery/vol093/















この日のベンチ入りメンバーは、

1.山本、2.向島、3.中島涼、4.石野、5.笠井、6.萩原

7.松本、9.蓮池、10.オマー、16.剣持、18.中島千、22.田中



この日はなんとゴレイロは山本選手ひとり、交代なしの覚悟で臨む(o`・ω・)o 



あれ?でも13人いるような…?

よく見るとベンチ脇には、石原選手の姿が!



この日は最終戦ということで、ベンチ入りできなかった選手たちも帯同してた様子。

写真をよく見ると、バックスタンド真ん中上に、他の選手たちも座っていた。



























【前半】 

スターティング5は1.山本、3.中島涼、4.石野、7.松本、22.田中。



府中といえばミドルシュート。

その代名詞通り山田ラファエルが、ロドリゴが、ダンタスが、ミドルシュートを打ちまくる。

ブラジル人だけでなく、完山も宮田もドンドン打ってくるっ…(>_<)



しかし、浜松もミドルシュートは研究済みなのだろう。打たれてはいるものの、

必ずFPがチェックに入り、マークをかいくぐって打たれたシュートもGK山本がしっかりセーブ。















府中の体育館はコンパクトな分、ピッチとスタンドの距離がちかく臨場感はバツグン!

シュートに対して浜松の選手たちが身を挺してブロックするたびに、

バチィッ!ビシィッ!!と痛そうな音がこっちまで聞こえてくる…(○Д○;)





時折カウンターを狙う姿勢を見せるものの、開始から一貫して府中のペース。

前半11分には、シュートこぼれ球に反応した府中 12.小山選手が

ゴール前から再三シュートを狙うが、これは山本と22.田中の身体を張った守備で難を逃れた。



耐えに耐えた浜松に、チャンスが訪れたのは前半15分。

府中のシュートに対して、7.松本がスライディングでブロックすると、

一瞬手にボールが当たったのではと抗議の声があがる。



しかし審判の笛は鳴らず、切り替えが遅くなったところを16.剣持が駆け上がりカウンター!

3対2の形となり府中DFはパスを警戒して剣持へ詰めてこなかった。



この隙を見逃さず剣持は、第2PKマーク付近から思い切り右足を振り抜きゴール!

浦安での怪我から復帰した最終戦、千載一遇のチャンスを見事に物にして見せた。





この先制のあとは、浜松の攻撃に勢いがうまれむしろ府中よりもゴールの匂いのする展開に。



前半17分。 

松本からサイドチェンジのパスを田中がシュート、これは惜しくもゴールわずかに左!



前半18分にはキックイン、2.向島から22.田中チョンドン、

ファで10.オマーがスライディングで詰めるもわずかに合わず、惜しいっ!!



そして終了間際にも相手DFのミスもあってオマーがピヴォの位置で反転シュート!

これは府中GK村山に肩ではじかれセーブされてしまった。





前半はこのまま0-1の浜松リードで終了!

湘南、町田以外を相手に前半リードして折り返すのはこれが初めて!

これは後半に向けても期待が高まる。



この前半の結果が同時キックオフされている浦安 vs 神戸の会場で

ハーフタイムに報じられるとあちらでも大盛り上がりだったそうだ。































【後半】 

しかしまぁ、世の中そんなには甘くなかった。

府中だって、3位の座を最下位相手にみすみす手放すことはできない。



後半気合を入れ直してくることは明白。

しかし、それにしてもその瞬間はあっけなく訪れてしまう。



後半5分、ゴール前いい位置で府中にフリーキックを与えてしまう。

このフリーキックを府中 10.山田ラファエルユウゴ選手に豪快に決められ1-1。



この時の壁のつくりかたにミスがあったと、後にGK山本がピヴォのインタビューに答えていた。





しかしまだ振り出しに戻っただけ、勝ちを諦めない浜松は続くフリーキックのピンチも

6.萩原が身体を張って守りカウンター、2.向島、18.中島千とともに久しぶりのチャンスを演出した。



前に出ればカウンターのリスクを負うのはお互い様。

浜松も裏をかかれるようなシーンも増えてきたが、

1.山本が飛び出してのスライディングでスイーパー的な動きを見せるなど

ミドルシュートへのセービングだけでない活躍を見せる。



しかし後半9分、またも山田ラファエル!

今度はゴール前左45度当たりの位置で、後ろから来たボール。

なんとこれを反転しながらの左足ダイレクトボレー!!



ここまで力技の印象が強かったが、高い技術のスーパーシュートに

さすがの山本もまったく反応ができず、2-1 逆転を許してしまった。





なお諦めない浜松は、後半10分過ぎから16.剣持をGKに久しぶりのパワープレーに出た。



しかし、これがまた拙い!怖い…!!

チャンスよりもピンチのほうが多く、このパワープレーは2分足らずで中止。



しかし、これで硬直していた試合がまた動き出したのは事実で、

後半13分にはフリーキック、ちょんっとパスを受けた石野が右サイドドリブルでずらし、

ゴール前オマーに、落としたところを田中がミドルシュート!これは惜しくもゴール右へ。





また、剣持から山本へGKが変わってもこの山本が何度も果敢に飛び出しチャンスを狙った。

ボールを失い、自らスライディングをするような危ないシーンもあったが、

試合終了間際には完全にハーフラインを超えてパス回しに参加し、

逆サイド空いた田中のシュートがポストを叩くチャンスを演出した。



惜しいっ!あと数cmで…!!

このシュートに天を仰いだところでタイムアップ…



府中が勝利し、文句なし自力でのプレーオフ進出をその手に掴みとった。



























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こうして、アグレミーナ浜松のFリーグ最初のシーズンは

2勝2分23敗の勝点8で幕を閉じました。



いきなりうまく行くはずもありませんが、それにしても勝てなかった…

しかし、リーグ終盤には神戸、府中と連続してプレーオフを争うような強豪と戦い、

1-2の接戦を演じるようにもなってきました。



確実にチームは成長しており、それは結果にも現れています。ただ、勝ちにはまだ届かない…

その悔しさはただ観ているだけのぼくたちなんかよりも、選手のほうがよほど強いでしょう。



この日の懸命なDFやチームの成長をサポーターから褒められていた萩原選手の返事、

「(成長してるのは)そうなんですけど、そうなんですけど… 勝ちたいんです!」

この言葉がとても印象に残りました。



















試合後、インタビューを受ける山本選手を隠し撮り(笑)

このインタビューの内容がデジタルピヴォプラスのこちらの記事なのかな…?

http://www.targma.jp/pivoplus/2013/01/31/post2269/



サッカーから転向して1年目。

山本選手はこの日、セービングだけでなく飛び出しからのパスカットやパワープレーへの参加など

「GK」ではなく、「ゴレイロ」としての成長を存分に見せつけてくれたと思います。





前節の神戸戦で前歯が折れてしまったと聞いて心配していた松本選手の笑顔。















まだ仮歯らしいですが、きれいになってます( ´ ▽ ` )ノ

それにしても、歯並びいいね〜(笑)





あっ、あと府中MCのテディさんにニューイヤーカードを頂きましたヽ(*'▽'*)ノ

ツイッターでも府中に初めてくる浜松サポーターのために

色々情報発信してくれてどうもありがとうございました!

















さぁ、Fリーグは終わりましたが今シーズン、まだ全日本選手権  PUMA CUPがあります!

お話できた選手たちにはあえて、

『(関東在住なので)代々木で待ってるからね!』とハッパをかけさせてもらいました。



リーグ戦の成績は一旦リセット。

オーシャンアリーナカップでは、地域リーグのフウガすみだに負けてしまいましたが、

必ずや選手権ではこの1年の成長を発揮し、

1次ラウンドを勝ち抜けて決勝トーナメントの舞台で再会できることを願っています。





※こんなこと言っといて、1次ラウンドの舞台がエコパだったら観にいくかもしれませんが、

それは別に勝ち上がってくることを信じてないわけではありませんからね〜σ(^_^;)



第25節 01/14 vs.浦安:http://labola.jp/diary/22330005 

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