【現地観戦記】 ゼビオFリーグ 第17節 湘南ベルマーレ vs バルドラール浦安

9月6日(日)



観戦記がまた溜まってしまいました。4日には府中vs浜松を見に行き（http://labola.jp/diary/2228415007）、日曜は自分たちのフットサル活動からハシゴで小田原へ。見て蹴ってまた見て、フットサル漬けの忙しい週末でした。

湘南ベルマーレもまた、中断前最後の試合・アウェイ大分戦で勝利を飾り、リーグ戦連勝ホーム戦連勝を狙い気合いは十分。

サポーターも大きな声で選手たちを後押しします。





※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。

=========================

ゼビオFリーグ 第17節

湘南ベルマーレ 3-4 バルドラール浦安（前半2-2）



公式試合記録

http://www.fleague.jp/score/score01.html?gid=20327



湘南得点者：18.小野、8.刈込、7.安藤

浦安得点者：7.中島、6.荒牧、16.三木、16.三木



【前半】

湘南のスターティング5はGK1.三浦、FP7.安藤、9.近藤、18.小野、22.岡村。

ゴレイロには三浦 拓がひさびさにスタメン起用。ここまでに悔しい時期を過ごしただけに、気合は十分だ。

対する浦安はGK12.藤原、FP5.小宮山、6.荒巻、8.加藤、25.野村でスタート。前日にエースの9.星がこの試合からの復帰をほのめかすようなツイートがあったが、復帰は次節に持ち越されこの日はメンバー入りせず。復帰はこの次のvs府中戦となった。



立ち上がりからボールをよく回しチャンスをつくったのは浦安。しかし湘南は前からの激しくプレスをかけるDFと多少の運もありこれを凌ぐ。湘南はとくにスタメンの4人のフィジカルコンディションが良さそうだと感じた。

実は中断期間中に行われたDELIZIA磐田との練習試合も見学したのだが、そのときは小野は欠場で、試合も地域リーグの磐田相手に2-7と敗れていたのだが、そのときは相当身体を追い込んでる最中だったんじゃないか？と思わせるほど見違えていた。

そんな湘南が前半7分、18.小野のゴールで先制点を挙げる。後ろからタックルを受けながらも技ありのループシュートでネットを揺らした小野は、客席の子どもとハイタッチ！



もともと押し気味だった浦安は失点から更にギアを上げ、怒涛の反撃を仕掛けるがこれが紙一重で入らない。5分ほどの間に、少なくとも3回はバー・ポストを叩いたか？

するとタイムアウトを取り仕切り直した湘南が追加点。8.刈込のミドルシュートがゴール右下隅に決まった。



2点を先行し勝利への期待が盛り上がる小田原アリーナだったが、さすがの浦安も黙ってはいない。必死に守る湘南に対してじりじりとそのプレッシャーを強めていく。

コーナーキックからDFに当たりコースが変わったボールがコロコロと三浦のニアサイドを抜けてゴールイン。記録は7.中島のゴール。まずは1点を返すと、

前半残り1分というところ、タイムアウトを取ったコーナーキックからのパスを受けた6.荒牧の地を這う強烈ミドルが突き刺さる。ボールを支配しながらも苦しんだ浦安が、セットプレーからの2得点で同点に追いついての折り返しに成功した。

湘南はイプシロンディフェンスで前衛の一角を務める22.岡村が、何度もいい形でボールを奪いカウンターのチャンスに持ち込んだが、勝ち越しの3点目を奪うことはできなかった。





【後半】

チャンスをつくりながらもゴールが遠かった浦安にとって、前半のうちに追いつけたことは大きかっただろう。



後半開始直後の22分、それが出ないのか！？というライン際ギリギリのドリブルで8.加藤が左サイドを切り裂き折り返しに合わせたのは16.三木！

浦安がついに逆転に成功する。昨年、日本代表にも初招集されてから候補合宿にもコンスタントに呼ばれている加藤のドリブルは本当に凄かった。

逆転を許してしまった湘南、ここで前半出番のなかった3.安嶋、4.大徳とフレッシュな選手を投入し巻き返しを図る。

次の1点をどちらが取るかが非常に重要になる時間帯、お互い必死で「激しい」を少し通り越したプレーが散見された。今季は大きな怪我を負う選手が多いだけにハラハラする。

浦安5.小宮山と湘南6.植松のバチバチの対決は前半から何度も見られた。



そんなお互いにきついきつい時間帯を耐えて次の1点を捥ぎとったのは浦安だった。

またも、8.加藤の縦突破から折り返しに16.三木。この時間帯にリードを2点に広げたことは大きいだろう。



しかし、湘南もまだまだ諦めない。ゴール前の混戦から7.安藤が押し込み再び1点差に引き戻すと、

ゴレイロを 1.三浦→17.鈴木 に交代。パワープレーとミドルシュートの選択肢を増やし、残り時間は5分での逆転に駆ける。

サポーターの応援からアリーナ中に手拍子のうねりが伝わり、小田原アリーナは素晴らしい雰囲気に。

最後の最後まで、攻め続けた湘南だったがもう1ゴールを取ることはできず。試合は3-4で浦安の勝利となった。

=========================



残念ながら湘南逃げ切りはならず… しかし、最後までわからない非常に面白い試合でしたし、プレーオフを争う上位陣とも対等にやりあえることを示すことができた試合だったのではないでしょうか。

湘南ベルマーレは20節に神戸には敗れたものの、21節にアウェイでフウガドールすみだに勝利し、勝点を19に伸ばして下位グループからは頭ひとつ抜け出しています。



そして明後日4日(日)はそのすみだとの共同開催でペスカドーラ町田との境川決戦！！家から近い秦野市での初開催、そしてもう1試合はフウガドールすみだとアグレミーナ浜松が対戦という、もう俺得すぎる試合がいまから楽しみですo(^▽^)o





【参考記事】

★2点ビハインドを跳ね返した浦安が3連勝!《湘南vs浦安》（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=215194



★横澤監督「試合としては真剣に楽しめた」《湘南vs浦安》

（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=215211



★安藤「決めきったところが勝敗を分けた」《湘南vs浦安》

（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=215212



★米川監督「中断期間にやってきたことができて勝てたのは収穫」《湘南vs浦安》

（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=215213



★三木「難しい試合になると思っていた」《湘南vs浦安》

（Fリーグモバイル）

http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=215194







<< 第22節 ＜未＞

>> 第17節 vs府中 http://labola.jp/diary/2097865003