【現地観戦記】 ゼビオFリーグ 第21節 アグレミーナ浜松 vs シュライカー大阪

9月25日(金)

アグレミーナ浜松のひさしぶりのホームゲーム！ってことで仕事を早上がりして浜松アリーナへ。この看板ともおひさしぶり♪ で、結局この子はアライブくんなのかアラ吉くんなのか…どっちなんだい？

この日はKIRIN DAYということで、チケットを使った抽選会がありました。自分で引くより岩﨑選手にくじを引いてもらった方が当たるという噂に従い、2人分引いてもらうと妻の方のくじが大当たり！一番搾りGETだぜ～♪

しかしこちらはゲットできず…アグレックマどらやきはキックオフを待たずして完売。まだ食べれてないんだよなぁ… はまかぜさんの餃子ラインナップもどんどん増えてきて、アリーナグルメはなかなかの充実度になってきました。

新グッズのアグレックマタオルマフラー。クマも売り子も笑顔があざといです（笑）


前節、アウェイでヴォスクーレ仙台相手に今季2勝目を挙げた浜松。初の連勝、そして悲願のホーム初勝利に向けて勢いに乗りたいところでしたがその代償も大きかったようで…

第20節の退席に伴う 保田 健二朗 監督（浜松）のベンチ入り停止処分について
http://www.fleague.jp/news/?p=13492

試合前にスタンドにいた保田さんと少しお話しできました。「フィールドを離れる」という言葉がちょっとわかりづらかったのですが、どうやら相手選手のプレーに抗議してベンチ前のテクニカルエリアを出てピッチに入ってしまったことについての処分だったようです。代わって指揮を執るのは渡辺監督代行と豊島コーチ。果たしてどんな試合になるのか。


※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。
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ゼビオFリーグ 第21節
アグレミーナ浜松 3-11 シュライカー大阪（前半0-5）

公式試合記録
http://www.fleague.jp/score/score01.html?gid=20347

浜松得点者：22.田中充、10.剣持、16.須藤
大阪得点者：4.森、10.ヴィニシウス、12.小曽戸、5.アルトゥール、24.村上、88.稲田、5.アルトゥール、18.田村、26.加藤、10.ヴィニシウス、10.ヴィニシウス

アグレミーナ浜松のメンバーは5.大野、7.和久田、8.松本、9.松浦、10.剣持、11.曽根田、15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池、20.石黒、22.田中充。大野はこの日がホーム戦デビュー。

シュライカー大阪メンバー。骨折から復帰した12.小曽戸選手のプレーを見るのは個人的に開幕節・代々木セントラル以来。


【前半】
浜松スタメンはGK20.石黒、FPに5.大野、8.松本、10.剣持、22.田中充。最近多かったLUZセットとは違う入り。立ち上がり早々に失点することが多い浜松だが、この日は席に戻るまで失点なし。

セカンドにはいつものスタメンの15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池が入る。須藤が前線でのボールチェイスから相手のミスを誘いキックインを獲得すると、これをチョンドンで自らシュート。わずかにゴール左に外れるが惜しい攻撃を見せた。
しかし直後の前半8分、4.森秀太のゴールで大阪先制。アルトゥールのシュートを1度はブロックしたのだが、こぼれ球をパスされ角度のないところ冷静に決められてしまう。

立て続けに10.ヴィニシウスにゴールを許し、点差はあっという間に2点に。12.小曽戸が左サイドをコーナー脇までドリブルで上がったところから折り返し、ヴィニシウスがキッチリ合わせる。

2点を追いかける浜松に前半最大のチャンスが訪れたのは12分ごろ。

GK20.石黒が上がってのスルーパスに17.田中智が抜け出してGKと1対1まで持ち込む。

戻ってきたDFのプレッシャーを受けながらも放ったシュートは惜しくもポスト直撃。

その後はクアトロで回しながらチャンスを伺う浜松。しかしパスは回っているのだが、そこから攻撃のスイッチを入れる選手がおらずに決定機まではつくれず。浜松ここでタイムアウト。

登録上の監督代行は渡辺コーチだと思われるが、実際に選手たちに指示を出していたのは豊島コーチ。

試合は5.大野、8.松本、10.剣持、22.田中充で再開するが、プレスを強め始めた大阪DFにボールを相手陣内まで押し込むことができず。GK石黒までボールを下げても、FPの動きがなければ4秒のプレッシャーに焦るだけ。

すると17分、次のゴールはまたも大阪。12.小曽戸が復帰からの2戦連続ゴール。コーナー付近からアルトゥールがゴールライン水平に進み、DFを引きつけたところでの中央折り返しへきっちりと合わせる。

3点ビハインドとなった浜松は、なんと前半にしてパワープレーを敢行する。セットはGK11.曽根田、15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池。
前半でのパワープレーにはおそらく、ポゼッションを上げて相手の得点チャンスをこれ以上つくらせないことと、1点でも返して後半を迎えたいというふたつの狙いがあったのではないだろうか。

だがしかし、結果として中途半端なパワープレーとなってしまい、最後の30秒の間に5.アルトゥール、そしてこの日200試合出場を果たした24.村上の50ゴール目と、立て続けにパワープレー返しを受けて完全に裏目となり、0-5という絶望的な状況で前半を折り返した。

【後半】
後半のスタートは5.大野、7.和久田、9.松浦、22.田中充という若手中心のセット。ここで大阪ゴレイロ宮竹にトラブル。和久田のシュートをブロックしたときに味方と身体が重なったか？足を痛めて急遽2.柿原に交代。

今シーズン途中で府中から大阪に移籍した柿原。大阪でのプレーは初めて見たが、彼も宮竹のように自陣でのキックインではサイドに開いてパスを受け、ボールを捌いていたのは意外だった。

府中ではあまり見なかったプレーで、これは宮竹の個性ではなくチームとしてGKに要求している役割ということなのだろう。

宮竹の怪我は心配ではあるが、急遽出場となったGKが試合に入れる前に1点を返したい浜松。しかし、最後尾での7.和久田のパスミスをカットされるとGKと3-1とされ88.稲田に決められる。お粗末な失点で点差はついに6に…

後半になって目立ち始めたのが、デウソン神戸から新加入の大野。寡黙な選手ではあるが、チームがいいときも悪いときも浮き沈みなく自分のするべきことを献身的にこなしている印象がある。

後半6分には、そんな大野のシュート性のパスにセグンドで22.田中充が合わせ、ようやく1点を返す。

しかし、反撃ムードも束の間。アルトゥールに直接フリーキックでゴール左下隅を正確に貫かれ、

さらにキックインからのシュート、ポストの跳ね返りに18.田村が詰めて1-8。失点が止まらない。

前半の記憶が蘇るのか、浜松はここまで突き放されても、後半は20.石黒の攻撃参加はあれど本格的なパワープレーはしてこなかった。だがここでタイムアウトを取るとふたたびのパワープレーに。残りは5分。

しかし開始直後にまたもパワープレー返しを受けてしまう。東海リーグ・ロボガトからシュライカー大阪へと加入し、昨季プレーオフでは大活躍を見せた26.加藤のゴール。15.野嶋の懸命に戻ってのスライディングももう一歩届かず。

それでも38分にはパワープレーから浜松がゴール！右コーナー脇まで侵入した11.曽根田からのパスをセグンドで10.剣持が合わせる。しかし点差は途方もない、7…

最後まで少ないチャンスに賭けようとする浜松の心を折るように、10.ヴィニシウスが連続ゴール。キックインからの横パスを受けてからの反転シュートとドリブルからふわりと腰の高さに浮かせた見事なパワープレー返し。今季5度目のハットトリックを決め、森岡薫との得点王争いも一歩リードした。

最後の最後に、前線でボールを奪った16.須藤がそのままゴール。意地の1点を返すが選手たちに笑顔はなく、浜松 3-11 大阪で試合終了。
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ホーム初勝利…どころか今季初の二桁失点となってしまいました。最後にサポーターに挨拶する選手たち。この光景が笑顔で溢れるのはいつの日のことなのだろう…？

大敗のあと会場に流れるFリーグ公式ソング『Brave / ナオト・インティライミ』の歌詞が沁みたなぁ…

https://youtu.be/8TSj46HNVqQ

しかし観戦記が遅れていますが、この次の週のフウガドールすみだ戦では熱く気持ちのこもった素晴らしいゲームを見せてくれたのです（http://labola.jp/diary/2329715007）最終的には敗れましたが、これは勝てるかもしれないと何度も思わせてくれました。
すみだは6位、今度ホームで戦う浦安は8位。最下位が順位の話をするのは自己矛盾ですがw あの気迫をまた見せてくれれば、十分に勝てるチャンスはあるはず！

ぼくにできることはただ会場に駆けつけて声援を送ること、そして良いことも悪いこともこうして書き留めていくこと。はやくホーム初勝利の日記が書けますように。がんばれ、アグレミーナ浜松…！

【参考記事】
橋爪レポート 浜松vs大阪（FUT de SHIZUOKA）
http://www.fut-de-shizuoka.com/FS_WEBLOG/?p=30629

大阪に大敗　Ｆリーグ第２１節・浜松（静岡新聞アットエス）
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/agleymina/155815.html

★11発で浜松を粉砕の大阪が2連勝!《浜松vs大阪》（Fリーグモバイル）
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=217350

★渡辺監督代行「こんなに点差がついてしまって申し訳ない」《浜松vs大阪》（Fリーグモバイル）
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=217376

★豊島コーチ「気持ちのこもったプレーが必要」《浜松vs大阪》（Fリーグモバイル）
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=217381

★剣持「厳しくやることが、勝利を近づける」《浜松vs大阪》（Fリーグモバイル）
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=217377



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