【現地観戦記】フットサル日本代表 vs フットサルコロンビア代表・第1戦代々木ラウンド

  • ひろ
    2016年02月02日 23:27 visibility792
1月27日(水)





























































2016年はフットサルにとってワールドカップイヤー。
フットサル日本代表(SAMURAI5)は来月にW杯予選を兼ねたAFCアジアフットサル選手権、そしてその上位5チームは9月にコロンビアで行われるW杯へ出場することになります。






























それに向けた大事な大事な強化試合。そして国内のフットサルファンに代表の試合を見せることができるという意味でも年に数回の貴重な機会。 昨年のクロアチア戦(http://labola.jp/diary/1258385006)は駒沢開催だったので、代々木での代表戦はひさしぶりだ。やりかけの仕事を放り出して(笑)、なんとか駆けつけました。







































































毎回わかんなくなっっちゃうんだけど、0番がカララで00番がカラッペね。よし、今度こそ憶えた。たぶん…(追記:本当は逆で0番がカラっぺで00番がカララだそうです。ダメだ、やっぱりわからん(。-`ω-)



































































FIFAアンセムとともに選手が入場。そして国歌斉唱。ふだんのFリーグではないルーティンにやはり気持ちが昂ぶります。



































































日の丸ビッグフラッグもすごい迫力!!
































 































サポーター席ではここ最近ネットで話題のあの人が!さすが、この日も全力だ…


※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。 

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[国際親善試合]
フットサル日本代表 3-2 フットサルコロンビア代表(前半1-1)

日本得点者:13.渡邉、9.森岡、9.森岡
コロンビア得点者:7.トロ、6.カスティジョ

公式試合記録

ハイライト動画 






























































フットサル日本代表はこの時点で16名が選出。アジア選手権本大会ではここから2人が外れ14名に絞られる。おそらくピヴォから1人、アラから1人が外されるのではないだろうか。この2試合は本戦に向けた最後のアピールの場だ。





































































2012年タイワールドカップでベスト4に躍進したフットサルコロンビア代表。今年のW杯ではホスト国ということもあり、代表強化に非常に注力しているようだ。

【前半】
日本スタメンはGK1.関口、5.吉川、7.逸見、8.滝田、9.森岡。日本ボールでキックオフするが、サイドで突破を試みた森岡が2人に囲まれボールを奪われるとコロンビアが一気にカウンターを仕掛け、GKを含めた2-2の状態でパスを受けた7.トロが流し込んでゴール。なんと開始早々1分足らずで先制を許してしまう。

































































































日本の武器はやはりセットプレー。そしてGK関口の正確なスローとキックからもチャンスをつくっている。が、なかなかゴールを割ることはできない。





























































しかし13分、名古屋→府中→中国・大連と1シーズンの間に2度の移籍を経験した13.渡邉のキレイなファー詰めゴールで同点に追いつく。





























































アシストは10.仁部屋。左サイドでマークを剥がすと、抜ききらないうちにファーサイドへ正確なシュートパス。見事なコンビネーションでゴールを挙げ、前半は1-1の同点で折り返した。






























































【後半】
前半、コロンビアの3倍以上23本のシュートを放った日本代表は後半もコロンビアゴールを攻め立てる。しかし、それをことごとくストップするGKカルロス・ニャニェス選手。





































しかし24分、その鉄壁を破ったのはやはりこの男。日本のエース森岡薫。キックインからパスを受けると相手マーカーの寄せを物ともせずに反転、右足を振りぬく!!





























































チームメイトとゴールを喜ぶと、今度はテレビカメラに向かってポーズ。さすがわかってる!





























































エースのゴールで逆転に成功した日本代表。さらに32分、今度は右サイドで縦パスを受けると、やはり相手マーカーを吹っ飛ばしての強烈反転シュート!!





























































ゴールの決定的瞬間を撮ることができたので連続写真で。打った瞬間を見るとものすごい体勢でシュートを打っているが、しかしボールは凄まじい勢いでゴレイロの頭上を抜けネットに突き刺さっている。





































1点目ではテレビカメラに、そして2点目ではサポーターに向かって駆け寄る森岡選手。





































2点差とされたコロンビア代表は2.ディアスをゴレイロに据えたパワープレーに。GKが底に位置するバックパスのルールが改訂されてからはあまり見ることのない形のパワープレーだった。





































コロンビアのパワープレーに集中した守備を見せていた日本代表だが、ボールを奪い攻勢に出たところを逆カウンターを受けて失点してしまう。しかし、パワープレー中に攻撃を受けてもなおGKを前線に残しリスクを冒していたコロンビアにあっぱれと言うしかない。





























































しかしこのゴールが38分。残る2分をきっちりと守り切った日本代表が、タイW杯ベスト4の強豪コロンビアに逆転勝利を決めてみせた。
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ミゲル・ロドリゴ監督が日本代表監督に就任してから7年。代々木での試合で日本が勝ったのは初めてだそうです。言われてみればぼくが見に来た試合も引き分けばかりだったような気がするなぁ。





























































半、その健在ぶりをまざまざと見せつけた日本人No.1フットサルプレイヤー森岡薫。でもこれほどの選手が来季プレーするチームが決まっていないなんて!(森岡選手は1月に名古屋オーシャンズとの契約が更改されないことが発表済み) 今見ておかないと、もしかしたら日本じゃ見られなくなるかもしれませんよ!?





























































帰化により日本国籍を取得した4.酒井ラファエル良男選手。日本代表としてはこれがデビュー戦となりました。どのポジションでもこなせるオールマイティな選手ですが、代表では主にフィクソとしての役割を期待されそう。 府中の皆本晃選手が怪我で離脱中のため、フィクソが不足気味の今の代表では重要なピースとなりそうです。





































タイワールドカップ後にスペインへ移籍してからは超久々の代表招集となった7.逸見勝利ラファエル選手。この試合でも何度もサイドを切り裂いてはコロンビアゴールを脅かした。そして第2戦の大阪ラウンドでは堂々の2ゴールで日本を勝利に導く活躍を見せる。





































日本に敗れたフットサルコロンビア代表でしたが、10番のアンヘジョット・カロ選手は噂に違わぬテクニックで観客を魅了してくれました。あえてボールを晒し、取りに来たところを足裏で舐めてかわす小憎たらしいプレーを連発!





































でもそんなカロ選手を6.小曽戸選手がフェイントとスピードに緩急をつけた抜き去った時はスカッとしたなぁ!!



















最年少18歳の日本代表、16.清水和也選手もこの試合で代表デビューを飾りました。ピッチに送り出された直後は緊張した面持ちでしたが、次第に持ち味を発揮し始め何本かシュートを放つシーンも。しかし、ミゲルが選んだピヴォはゴールを決めた13.渡邊と9.森岡、そしてこの親善試合2試合を欠場した11.星選手。清水の国際大会デビューはおあずけとなりました。













そしてもうひとり、AFCアジア選手権本戦に出場する14名から漏れたのは元アグレミーナ浜松の15.中村友亮選手。この代々木ラウンドでは怪我のため大事を取って欠場した11.星選手を除けば唯一出番を与えられませんでした。 第2戦・大阪ラウンドでは出場したものの、同じアラの10.仁部屋、6.小曽戸、5.吉川、7.逸見、3.室田を逆転するほどの活躍を見せることはできなかったようです。 ワールドカップ本戦までにまた成長して、今度こそ正メンバーに食い込んでほしい!!





























































しかし、その前にこの14名にワールドカップ出場権を勝ち取ってもらわなきゃ!!フットサル日本代表は1/30に大阪で行われた第2戦も、1点差でパワープレーを受けるなか5.吉川が退場するピンチのなか7.逸見のゴールで勝ち越し2連勝! 自信を深めて挑むAFCアジアフットサル選手権は来週より開幕、この試合もNHK-BSが生中継してくれます。ウズベキスタンで戦う日本代表を、TVで応援するぞー ヽ(' ∇' )ノ







※2/15のカタール戦も中継される予定です。


<第1戦・代々木ラウンド関連記事>
フットサル日本代表、コロンビアに逆転勝ち ~国際親善試合第1戦~ | 日本サッカー協会
※ハイライト以外に各選手インタビュー動画もあり

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<第2戦・大阪ラウンド関連記事>
[JFA-TV] フットサル日本代表vsコロンビア代表 第2戦ハイライト 

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