グランパスvsアントラーズ

  • DAI
    2007年06月27日 23:50 visibility53

 ケーブルで試合が放送されていた。

 やっぱり両チームともほぼ、ボールを回してクロス。ひたすらクロス。

 そんでもって点数が決まったのは

 アントラーズ:裏に走ってDFと競争して蹴りこんだ増田の走った1点、マルキーニョスの技ありの1点

 グランパス:ほぼ裏に近い アーリークロスからのヨンセンのシュート

  そう。両チームともサイドからの攻撃が中心なのだが、点数が入ったのは裏に出したボールからなのである。ひたすらサイドに回してからの攻撃はよくシュートに結びついているが、得点に結びついているのは結局は裏に抜ける動きからなのである。

 クロスからのボールというのは守備側も競りさえすれば守りやすい。だいいち、守りの方が数が多いのである。簡単に負けるわけにはいかない。

 他方、アーリークロス、および裏に走ってから受けるパスは数の差をものともしない。どんなに人数がいようが、後ろ向きに走ってディフェンスなどできないからである。

 それでも中のスペースは使われずに攻撃は続いていく。確かにきれいだし、スムーズに流れている。しかし、点数をとるのは泥臭いプレーからの混乱の中からではないだろうか?

 ボールポゼッションはグランパスが多かった。しかし、裏に出す頻度は圧倒的にアントラーズだった。

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