スウェーデン招待雑感の話

22時30分から仮眠とってキックオフにスタンバイ。

嫁と観戦するつもりが『アメリカ戦ぐらい緩いモチベーションなら起きる価値なし』と一蹴され一人で観戦しました。

スウェーデンはアメリカほどプレスをかけて来ず、ボール奪取エリアを中盤付近で意志統一している印象でした。

とは言え待ち構えた相手こそ日本のパスワークの発揮しどこなわけでスウェーデンと相性が良いというのは何となく納得出来ました

攻撃は宮間の長短織り交ぜたパスが左右に散らされ、サイドからリズムを作る事に成功してました

決勝点となった永里のゴールも流れから産まれており、宮間が引くまでの前半は追加点の気配もありました

ここでもう一点取ってりゃ楽だったでしょうね

後半は特にDFの奮闘が目につきましたが、最後のところで身体を張れる熊谷はやはり頼りになりますし、GK福本がよく集中して踏ん張ってました。

個人的にはキック精度等も含め福本のほうが安心して見れます。

相手FWのスピードに翻弄される場面や、中盤でまずいボールロストからショートカウンターの餌食になるシーンも有りましたが、終始集中を切らさずゼロに抑えたところはさすがです。


先制点もあり優位に試合は進められましたが、アメリカ戦も含め世界との闘いが厳しい事を再認識させてくれました。

『サブ組』とされたスウェーデン戦のスタメンは貴重な機会を得て自信を深めてくれたはずです。

以下、この2戦で特に気になった点ですがアメリカ戦よりはファイトできてたし、随所に好プレーもありましたが澤の試合勘の鈍りやコンディション不良は深刻に感じました。

あと一ヶ月で間に合うか…

澤のスルーパスからサイドを崩し決定的なシーンも作りましたが、まだまだプレーに迷いを感じます

彼女の出来がチーム浮沈の鍵を握りますが、これまでの集大成と捉えるなら佐々木監督は彼女と心中する覚悟でオリンピックへ連れて行くでしょう。

むしろ一サッカーファンとしてはそれを望みます


そしてしつこいようですが、アメリカ戦同様に途中投入された丸山。


実況が『丸山にボールを収めることが出来ません』とさも周囲の影響かのようなニュアンスで発してらっしゃいましたが『丸山がボールを収めることが出来なかった』んじゃないでしょうか。


スペースに出しては追いつけず、足元に出しては簡単にロストでは流石に攻撃の起点にはなりえません…


安藤とタイプや動きが重なっていたようにも感じますが、後半は澤の不調もあり、中盤の構成力がガクッと落ちた事で効果的なボールは引き出せずでした。

昨夜、彼女が追加召集だったことを初めて知ったんですがそうであればなおさらもっと元気で可能性のある選手を読んでもよかったんじゃないでしょうか…

京川や岩渕は怪我だそうですが、だからといって今季リーグ戦にてゴールは0な上に、シュート本数さえ少ない彼女がオリンピック代表候補に現時点で相応しいかは疑問ですし、そんな選手を長い時間試した監督の真意を知りたいです。

これまでの実績を加味して信頼を置いている…にしてもこの2連戦はイケてませんでした。

個人的には新戦力であれば大滝をもっと長い時間試して欲しかったのが本音でもあります

今回のスウェーデン招待を受けて最終メンバーがどうなるか…

7月2日に発表となる18人の選考結果が気になるところです。

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